15歳(2024年11月19日):オルレアン派フランス王室継嗣のガストン殿下が15歳を迎える

 2024年11月19日、オルレアン派フランス王室継嗣のオルレアン公子ガストン殿下(His Royal Highness Prince Gaston of Orléans, Dauphin of France : フランス皇太子)が15歳を迎えました。

 

XユーザーのPrince Jean d'Orléans – Comte de Parisさん: 「La #comtessedeparis et moi-même souhaitons un très #joyeuxanniversaire à notre cher fils, le #princegaston, à l’occasion de ses 15 ans. En ce jour particulier, nous #remercions ceux qui ont adressé leurs vœux de succès et de bonheur au prince Gaston. 📸 David Niviere https://t.co/ClGbd4gNQa」 / X

 

🎂 La comtesse de Paris et… – Prince Jean, Comte de Paris | Facebook

ホーエンベルク公子レオ閣下が、講演とそれに関するインタビューを受ける(2024年11月)ハプスブルク家のフランツ・フェルディナント大公の曾孫

 2024年11月16日、ホーエンベルク公子レオ閣下(His Serene Highness Prince Leo of Hohenberg : レオ・フュルスト・フォン・ホーエンベルクLeo Fürst von Hohenbergレオ・ホーエンベルクLeo Hohenberg)が、アルトシュテッテン城で、 Report24.news を含むメディア関係者を前に講演をおこなったようです。

※ Report24.news は、右派系メディアのようです。詳しくは知りませんが。

 レオ閣下は、その暗殺が第一次世界大戦の契機になったオーストリアのフランツ・フェルディナント大公の曾孫です。

 講演の中からいくつか抜き出しますが、これは日本語圏の X.com などでも見る保守系の立場でしょう。
 引用するだけにしては多くなってしまったので、後で削るかもしれません。
※下記の日本語文は Google翻訳です。

 

※これは現在の有力者らがおこなっているであろうことを述べています:

Global zentralisierte Uniformität ist das Ziel, und nur diejenigen, die sich anpassen, dürfen teilnehmen und in den Topf der Steuergelder greifen.

世界的に一元化された均一性が目標であり、適応する者だけが参加して納税者の金の壺に浸かることが許される。

 

Wir müssen uns bewusst sein, dass dieser Krieg mit sehr subtilen Mitteln geführt wird: Es gibt keine Schlachtfelder, keine Exekutionskommandos, keine Gulags im traditionellen Sinn.

私たちは、この戦争が非常に巧妙な手段で行われていることを認識しなければなりません。伝統的な意味での戦場、銃殺隊、強制収容所は存在しません。

 

Wenn Sie alles tolerieren, stehen Sie für nichts und können daher zu allem manipuliert werden – und genau darauf steuern wir zu.

すべてを容認する場合、あなたは何も支持しないことになり、したがって何にでも操作される可能性があります。まさにそれが私たちが向かっていることです。戦争は平和であり、平和は戦争です。 1984 年、『すばらしい新世界』と『動物農場』はもはやフィクションではないような気がします。

 

Sehen Sie, ich betrachte einen Traditionalisten als jemanden, der den höchsten Respekt vor Gott, der Menschheit und seinen Vorfahren hat. Ein Traditionalist sehnt sich nicht nach der Vergangenheit auf Kosten der Gegenwart und der Zukunft, er verharrt nicht in der Vergangenheit und beschönigt keine historischen Fehler. Durch die Lektionen, die aus der Vergangenheit gelernt wurden, übernimmt er die Verantwortung für die Zukunft. Ein Traditionalist hat so großen Respekt vor dem Preis der Lektionen, die seine Vorfahren lernen mussten, dass er mit all seinen Fähigkeiten gegen das Vergessen ankämpft.

ご存知のとおり、私は伝統主義者とは神、人類、そしてその先祖に対して最高の敬意を払う人だと考えています。伝統主義者は、現在と未来を犠牲にして過去を懐かしんだり、過去にこだわったり、歴史の間違いを覆い隠したりしません。過去から学んだ教訓を通じて、彼は未来に責任を負います。伝統主義者は、祖先が学ばなければならなかった教訓の代償を非常に尊重しており、忘れることに対して全力を尽くして闘います。

 

Wir erleben einen konzertierten Zusammenbruch nationaler Identitäten und persönlicher Freiheiten und werden derzeit ermutigt, jeden Glauben, jede Tradition und alle Werte zu verwerfen und durch eine „neue Wahrheit“ zu ersetzen.

私たちは国民のアイデンティティと個人の自由が一斉に崩壊するのを目の当たりにしており、現在、あらゆる信念、伝統、価値観を捨て去り、それを「新しい真実」に置き換えるよう奨励されています。

 

 この講演の後、インタビューがおこなわれています。

 こちらのインタビューでは、ロシア・ウクライナ戦争になどの戦争に関する話が出てきます。
 レオ閣下は戦争は軍産複合体の利益になるものと判断しており、また、以前は平和主義者だった人々が戦争を支持することに高揚し、交渉を主張する人物は敵対的な人物とみなされるとしています。その中で中立を主張。
 ハプスブルク家当主のカール大公殿下はウクライナ支持で一貫しており、また左派系メディア(=以前は平和主義者だった人々)とも立場が近くなっています。
 右派系メディアである Report24.news は、対抗してレオ閣下に注目した、というのはうがちすぎの見方でしょうか。
 また、講演で述べられたことは、日本では保守層の立場に近いと言えそうですが、一方インタビューで述べられたことは日本ではどちらかというとリベラル・左派に近いように思います。

 (ドイツ語)Leo Hohenberg, Urenkel von Erzherzog Franz Ferdinand, entlarvt Krieg als Geschäftsmodell

Report24news:
Leo Hohenberg wirbt für den Frieden: Der Tod seines Urgroßvaters leitete den 1. Weltkrieg ein – YouTube

訃報(2024年11月8日):(旧)ブラジル帝室ヴァソウラス系統のブラジル皇太子アントニオ殿下が薨去(1950~2024)当主ベルトラント殿下の弟

 2024年11月8日、(旧)ブラジル帝室ヴァソウラス系統のブラジル皇太子/オルレアン=ブラガンサ公子アントニオ殿下(His Imperial and Royal Highness Prince Antonio of Orleans-Bragança, The Prince Imperial of Brazil : ドンアントニオ・デ・オルレアンス・イ・ブラガンサDom Antônio de Orleans e Bragança)が薨去したと発表されました。
 1950年6月24日生まれの74歳。

 アントニオ殿下は、当主であるベルトランド殿下の弟で、(旧)ブラジル帝位継承順位第一位でした。
 薨去に伴い、子息のラファエル殿下(ハファエル殿下)が第一位となります。グラン=パラ公(Prince of Grão-Pará)となっていたラファエル殿下の称号がどうなるかは不明。

 

XユーザーのCasa Imperial do Brasilさん: 「Cumprimos o doloroso dever de comunicar o falecimento de Sua Alteza Imperial e Real o Príncipe Imperial do Brasil, Dom Antonio de Orleans e Bragança. https://t.co/G4mPcuBl6v」 / X

 

XユーザーのCasa Imperial do Brasilさん: 「Comunicado sobre as Exéquias de Sua Alteza Imperial e Real o Príncipe Imperial do Brasil, Dom Antonio de Orleans e Bragança (1950-2024). https://t.co/OeIHmQXVWu」 / X

 

XユーザーのMonarquia Brasilさん: 「Faleceu nesta manhã, aos 74 anos, Dom Antonio João Maria José Jorge Miguel Gabriel Rafael Gonzaga de Orleans e Bragança, o Príncipe Imperial e segundo na linha sucessória. Dom Antonio, morava no Rio de Janeiro e deixou a Princesa Christine de Ligne tiveram quatro filhos – o https://t.co/GpORjNUE47」 / X

 

 (英語)Royal Musings: HRH Prince Antonio de Orleans-Braganza (1950- -2024)

訃報(2024年7月11日):フュルステンベルク公ハインリヒ殿下(1950~2024)

 2024年7月11日、ドイツのフュルステンベルク公ハインリヒ殿下(Heinrich : His Serene Highness The Prince of Fürstenberg : ハインリヒ・フュルスト・ツー・フュルステンベルクHeinrich Fürst zu Fürstenberg)が薨去しました。
 1950年7月17日生まれの73歳。

 長い闘病生活の末に亡くなったようです。

 長男のクリスティアン殿下が後を継ぎます(クリスティアン・フュルスト・ツー・フュルステンベルクChristian Fürst zu Fürstenberg)。
 また、クリスティアン殿下の長男、タッシロ殿下が新たにフュルステンベルク公世子となります。

 

 (ドイツ語)Baden-Württemberg: Heinrich Fürst zu Fürstenberg gestorben | tagesschau.de

訃報(2024年6月6日):ホーエンローエ=エーリンゲン公クラフト殿下が薨去(1933~2024)

 2024年6月6日、ドイツのホーエンローエ=エーリンゲン公クラフト殿下(Kraft : His Serene Highness The Prince of Hohenlohe-Öhringen : クラフト・フュルスト・ツー・ホーエンローエ=エーリンゲンKraft Fürst zu Hohenlohe-Oehringen)が、ノイエンシュタインで薨去したようです。
 1933年1月11日生まれの91歳。

 薨去に伴い、ホーエンローエ=エーリンゲン公およびウイェスト公爵の地位は、子息のクラフト(=コンスタンティン)公世子殿下が継承し、その長男のクリスティアン=クラフト殿下(Christian-Kraft)が新たに公世子となります。

 

 (ドイツ語)Kraft Fuerst zu Hohenlohe-Oehringen ist tot
 (ドイツ語)Kraft Fuerst zu Hohenlohe-Oehringen ist tot | BUNTE.de
 (ドイツ語)Traueranzeigen von Kraft Fürst zu Hohenlohe-Oehringen | www.trauerundgedenken.de

 (英語)Royal Musings: The death of the Prince of Hohenlohe-0ehringen