モナコ公アルベール2世殿下がアイルランドを訪問、アイルランド大統領マイケル・D・ヒギンズ閣下と会談など(2021年9月)ジャック公世子殿下とガブリエラ公女殿下が同行

 2021年9月3日、モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)は、アイルランドを訪問しました。
 アイルランド大統領マイケル・D・ヒギンズ閣下(His Excellency Mr Michael D. Higgins)と会談したり、各地を訪れたりしています。

 子供の、ボー侯爵/モナコ公世子ジャック殿下(ジャック皇太子 : Prince Jacques : His Serene Highness The Hereditary Prince of Monaco, Marquis of Baux : Crown Prince Jacques)とカルラデス女伯爵/モナコ公女ガブリエラ殿下(Her Serene Highness Princess Gabriella of Monaco, Countess of Carladès)が一部の日程に同行しているようです(同行していない時に何をしているのかはわかりません)。

 

 

 

 (英語:アイルランド大統領府 公式サイト)Diary | President Welcomes Prince Albert Ii Of Monaco | President of Ireland

 

President of IrelandさんはTwitterを使っています 「President Higgins welcomed HSH Prince Albert II of Monaco to Áras an Uachtaráin. https://t.co/cTbpuRyiKP Chuir an tUachtarán Ó hUigínn fáilte roimh a Shoilse Ríoga, Prionsa Albert II Mhonacó chuig Áras an Uachtaráin. https://t.co/6OYoZoCBhw https://t.co/itT6taZ1yZ」 / Twitter

 

President of IrelandさんはTwitterを使っています 「HSH Prince Albert II today signed the Distinguished Visitors Book at Áras an Uachtaráin. https://t.co/cTbpuRyiKP https://t.co/NfujFAYsQR」 / Twitter

 

President of IrelandさんはTwitterを使っています 「Chuir an tUachtarán Ó hUigínn fáilte roimh a Shoilse Ríoga, Prionsa Albert II Mhonacó chuig Áras an Uachtaráin. https://t.co/6OYoZoCBhw https://t.co/RPrpvxFWw7」 / Twitter

 

President Michael D. Higgins(@presidentirl) • Instagram写真と動画

 

 

南アフリカ共和国に長期滞在中のモナコ公妃シャルレーヌ殿下が入院したとの報道(2021年9月)容態は安定

 2021年9月1日、南アフリカ共和国に長期滞在中のモナコ公妃シャルレーヌ殿下(Her Serene Highness Princess Charlene of Monaco)は突然倒れ、病院に運ばれ、偽名で入院した模様です。
 記事によれば、容態は安定しているということです。

 シャルレーヌ妃殿下は今年の初めごろから同共和国に滞在しており、疾病や治療の話が出、またあまりに長い滞在から「モナコに帰りたくないのでは」「離婚間近なのでは」という予測まで飛び出していました。

 8月にはアルベール2世殿下と両殿下の子供たちによる訪問があり、早い帰国があるとまでコメントされた矢先に今回の突然の転倒が起き、夫婦仲はともかくとしても、体調の方は本当に大丈夫なのかと思われてきますが……。

 

 (英語)EXCLUSIVE | Princess Charlene admitted to Durban hospital after medical emergency | News24
 (英語)Princess Charlene of Monaco is 'stable' after being rushed to hospital in South Africa  | Daily Mail Online

リンク追加:
 モナコ公妃、南アで倒れ搬送 現在の容体は安定 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News

訃報(2021年9月1日):ブルボン=パルマ公女セシル【セシリア】殿下が薨去(1935~2021)カルリスタのポブレー女伯爵

 2021年9月1日、ブルボン=パルマ公女セシル【セシリア】殿下(Her Royal Highness Princess CécileCecilia】 of Bourbon-Parma)がフランスのパリで薨去したようです。
 1935年4月12日生まれの86歳。
 同殿下の弟で、カルリスタの伝統的な勢力の指導者であるシクスト・エンリケ公子殿下が Facebook で訃報を投稿しています。

 ブルボン=パルマ家の本流はスペインのカルリスタの男系男子が絶えた後、スペイン王室を称するようになっており、セシル殿下はポブレー女伯爵(Countess of Poblet)に叙されていたようです。
関連:
 インタビュー記事(スペイン語):カルリスタのスペイン王として、パルマ公カルロス殿下(オランダ王室近親)がインタビューを受ける(2020年11月)

 

 

 

関連:
 (姉の訃報)訃報(2020年3月26日)ブルボン=パルマ公女マリー・テレーズ殿下が薨去。新型コロナウイルス感染。メディアでは「スペインのマリア・テレサ王女」との表記も

訃報(2021年8月29日?30日?):アンリ・デュデケム・ダコ伯爵が薨去(1933~2021)ベルギー王妃マティルド陛下の伯父

 2021年8月29日~30日の間に、アンリ・デュデケム・ダコ伯爵(Count Henri d’Udekem d’Acoz)が薨去した模様です。
 1933年11月27日生まれの87歳。

 同家はもともと政治方面の家系で、故・伯爵も市議会議員や市長を務めていたようです。

 故・伯爵はシャルル・デュデケム・ダコ男爵の長男で、父の生前に男爵の称号を許されていたという話もありますが詳細は不明。
 姪の現・ベルギー王妃マティルド陛下と現・ベルギー王フィリップ陛下が結婚したことにより、弟二人と共に伯爵に叙されています。もともとの男爵は同家の当主(相当の人物:最年長系統の男系男子)が帯びるものでしたが、伯爵号に関しては男系子孫全員に継承されます。
 伯爵に叙された年は2000年としているものがありますが、ドキュメントを見ると当時のベルギー王アルベール2世陛下による1999年11月8日付の勅令で同年12月4日から効力を発するとしています。

 

 (オランダ語)Graaf Henri d'Udekem d'Acoz, de oom van koningin Mathilde, is overleden | VRT NWS: nieuws
 (オランダ語)Graaf 'nonkel' Henri d'Udekem d'Acoz overleden | De Tijd
 (オランダ語)Henri d’Udekem d’Acoz (88), oud-burgemeester en oom van koni… (Poperinge) – Het Nieuwsblad

 

Nieuwsblad.beさんはTwitterを使っています 「Henri d’Udekem d’Acoz (88), oud-burgemeester en oom van koningin Mathilde, overleden https://t.co/4rjOKvKo0v」 / Twitter

 

Nieuwsblad.beさんはTwitterを使っています 「PORTRET. Nonkel Henri is overleden, de man die de familie van koningin Mathilde de bijnaam d’Udekem d’Ambras bezorgde https://t.co/7178w42Efo」 / Twitter

訃報(2021年8月29日):ベルギーのジャック・ロゲ伯爵が薨去(1942~2021)国際オリンピック委員会【IOC】会長(任:2001~2013)名誉会長

 2021年8月29日、ベルギー王国のジャック・ロゲ伯爵(Count Jacques Rogge : Graaf Jacques Rogge)が薨去した模様です。
 1942年5月2日生まれの79歳。

 2001年~2013年に国際オリンピック委員会【IOC】会長を務め、その後に名誉会長となっています。

 貴族関連の話ですが、どうもはっきりしないところがありますが。
 1992年にベルギー貴族の騎士に個人として叙されることが発表され、翌1993年に叙されています。
 また、2002年にベルギー貴族の伯爵に個人として叙されることが発表され、翌2003年に叙されています。
 これが一代貴族かというと、微妙なところで、個人として騎士の称号に叙された段階で、称号は個人だが世襲貴族に編入されているという書かれ方をしているものもあり、ここの正式なドキュメントが気になるところです。
 子供たちに関する情報がないので、彼らに関する正式な表記があればはっきりするかもしれません(世襲貴族に編入されている場合、 Écuyer になっているのではないかと思いますが……)。

 

 IOCのジャック・ロゲ前会長が死去 79歳 | オリンピック・パラリンピック | NHKニュース

 (英語:国際オリンピック委員会【IOC】公式サイト)IOC announces passing of former IOC President Jacques Rogge – Olympic News

IOC MEDIAさんはTwitterを使っています 「It is with great sadness that the International Olympic Committee (IOC) announces the passing of former IOC President Count Jacques Rogge. He was 79 years old.  https://t.co/3bVyhbnBP3」 / Twitter

 

追加リンク:
ANNnewsCH(ANN NEWS):
IOCのロゲ前会長が死去 東京五輪開催決定を発表(2021年8月30日) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=C7dRI4Z7p78