参列者(欧州の各王室・旧王室など):英国女王エリザベス2世陛下の国葬の参列者(2022年9月)

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関連:
 国葬(2022年9月19日):英国女王エリザベス2世陛下の国葬

 

※英国については参列者(英国王室【イギリス王室】関連):英国女王エリザベス2世陛下の国葬の参列者(2022年9月)

 

スペイン王室:

  • スペイン王フェリペ6世陛下(King Felipe VI : His Majesty The King of Spain)
    スペイン王妃レティシア陛下(Queen Letizia : Her Majesty The Queen of Spain)

 

デンマーク王室:

  • デンマーク女王マルグレーテ2世陛下(Margrethe II of Denmark : Her Majesty The Queen)
    • デンマーク皇太子フレデリック殿下(モンペザ伯爵 : Frederik : His Royal Highness The Crown Prince of Denmark, Count of Monpezat)

※デンマーク皇太子妃メアリー殿下は、招待状が送られたものの、間違いであるとして取り消され、英国側から謝罪がありました。国家元首対象の招待は「国家元首+1名」(この場合、マルグレーテ2世陛下とフレデリック殿下)の計2名であるとのことでした。
※デンマーク王室出身の旧ギリシャ王妃アンナ=マリア陛下が参列しています(旧ギリシャ王室からの参列者として分類)。

 

ノルウェー王室:

  • ノルウェー王ハーラル5世陛下(Harald V of Norway : His Majesty The King)
    ノルウェー王妃ソニア陛下(Queen Sonja of Norway: Her Majesty The Queen)

 

ベルギー王室:

  • ベルギー王フィリップ陛下(Philippe of Belgium : Philippe de Belgique : Filip van België : Philipp von Belgien : His Majesty The King of the Belgians)
    ベルギー王妃マティルド陛下(Queen Mathilde of Belgium : Her Majesty The Queen of the Belgians)

 

ルクセンブルク大公室:

  • ルクセンブルク大公アンリ殿下(Henri : His Royal Highness The Grand Duke of Luxembourg)
    ルクセンブルク大公妃マリア・テレサ殿下(Maria Teresa : Her Royal Highness The Grand Duchess of Luxembourg)

 

モナコ公室:

  • モナコ公アルベール2世殿下(His Serene Highness Prince Albert II, Sovereign Prince of Monaco)
    モナコ公妃シャルレーヌ殿下(Her Serene Highness Princess Charlene of Monaco)

 

リヒテンシュタイン公室:

  • リヒテンシュタイン公国国家元首代行のリヒテンシュタイン公世子アロイス殿下(アロイス皇太子アロイス摂政Alois : His Serene Highness The Hereditary Prince of Liechtenstein : His Serene Highness The Prince Regent of Liechtenstein)
    リヒテンシュタイン公世子妃ゾフィー殿下(Sophie : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Liechtenstein, Countess of Rietberg : バイエルン王女、バイエルン公女 : Her Royal Highness Duchess Sophie in Bavaria, Princess of Bavaria)

 

 

(旧)オーストリア帝室/ハンガリー王室(ハプスブルク家):
※参列者の一人、バーデン大公室のバーデン辺境伯妃ヴァレリー殿下がトスカナ大公室系ハプスブルク家出身。

 

(旧)ギリシャ王室:

  • デンマーク王女/(旧)ギリシャ王妃アンナ=マリア陛下(Anne-Marie : Her Majesty The Queen of the Hellenes, Princess of Denmark)
    • 旧ギリシャ皇太子パウロス殿下(デンマーク王子 : His Royal Highness Crown Prince Pavlos of Greece, Prince of Denmark)
      旧ギリシャ皇太子妃マリー=シャンタル妃殿下(Her Royal Highness Crown Princess Marie-Chantal of Greece, Princess of Denmark)

 

(旧)ブルガリア王室:

  • 旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha

 

(旧)ルーマニア王室:

  • ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)
    ルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)

 

(旧)ユーゴスラビア王室:

  • 現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)
    ユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)
  • ユーゴスラビア王女【セルビア王女】カタリナ殿下(Princess Katarina of Yugoslavia / Serbia)

 

(旧)トスカナ大公室:
※参列者の一人、バーデン大公室のバーデン辺境伯妃ヴァレリー殿下がトスカナ大公室系ハプスブルク家出身。

 

(旧)バーデン大公室:

  • バーデン辺境伯妃ヴァレリー殿下(トスカナ系ハプスブルク家出身 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Valerie, Margravine of Baden)
    • バーデン大公世子ベルンハルト殿下(ツェーリンゲン公子 : His Royal Highness【His Grand Ducal Highness】 Hereditary Prince Bernhard of Baden, Duke of Zähringen : ベルンハルト・エルププリンツ・フォン・バーデン・ヘルツォーク・フォン・ツェーリンゲンBernhard Erbprinz von Baden Herzog von Zähringen
      バーデン大公世子妃シュテファニー殿下(His Royal Highness【His Grand Ducal Highness】 Hereditary Princess Stephanie of Baden)

 

(旧)ヘッセン大公室/ヘッセン選帝侯室:

  • ヘッセン家当主/ヘッセン方伯ドナトゥス殿下(Donatus : His Royal Highness The Landgrave of Hesse : ハインリヒ・ドナトゥス・プリンツ・ウント・ラントグラーフ・フォン・ヘッセンHeinrich Donatus Prinz und Landgraf von Hessen
    ヘッセン方伯妃フローリア殿下(ファーバー=カステル伯爵女 : Floria : Her Royal Highness The Landgravine of Hesse)

 

 

カステル=リューデンハウゼン家:
ヘッセン方伯妃フローリア殿下が、同家の貴賤結婚の系統、ファーバー=カステル家出身。

 

ホーエンローエ=ランゲンブルク家:

  • ホーエンローエ=ランゲンブルク公フィリップ殿下(Philipp : His Serene Highness The Prince of Hohenlohe-Langenburg : フィリップ・フュルスト・ツー・ホーエンローエ=ランゲンブルクPhilipp Fürst zu Hohenlohe-Langenburg
    ホーエンローエ=ランゲンブルク公妃ザスキア殿下(Saskia : Her Serene Highness The Princess of Hohenlohe-Langenburg)
  • ホーエンローエ=ランゲンブルク公女クセニア殿下(Her Serene Highness Princess Xenia of Hohenlohe-Langenburg)

 


 

以下は、葬儀自体には参列が確認されていない人物たち。

遺体安置時に弔問した人物:

  • ギリシャ・デンマーク王女セオドラ殿下(Her Royal Highness Princess Theodora of Greece and Denmark)
  • ルーマニア王女エレーナ殿下(Her Royal Highness Princess Elena of Romania)
    アレクサンダー・フィリップス・ニクソン閣下(His Excellency Mr Alexander Philips Nixon

 

 

葬儀に参列しておらず、招待されていたという情報があるものの、本当かどうかわからない人物:

逃亡中のルーマニア王カロル2世男系孫パウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(“ルーマニア王子パウル殿下”)がフランスで身柄を拘束された模様(2022年6月)

 バネアサ農園事件などに伴い、3年4ヶ月の実刑判決が出、ルーマニアから逃亡していたパウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(Paul Philippe al României)ですが、2022年6月27日にフランス共和国のパリで身柄を拘束された模様です。
 判決から拘束まで一年半がかかりました。

 ルーマニア本国への送還がおこなわれると思われます。

 

 (ルーマニア語)Prinţul Paul al României, dat în urmărire internaţională, a fost prins la Paris

Antena 3:
Prinţul Paul al României, dat în urmărire internaţională, a fost prins la Paris – YouTube

 

Antena 3:
Cum poate scăpa Prinţul Paul de închisoare în România. Scenariile avocaţilor – YouTube

 

 (ルーマニア語)Paul al României a fost prins în Franța. Pentru ce fusese condamnat

Wall-Street.ro – El fusese condamnat la 3 ani și 4 luni… | Facebook

結婚(2021年11月?):ホーエンツォレルン公世子アレクサンダー殿下が父の許可なしに結婚。ジグマリンゲン系統の継嗣から外れるとの観測

 ホーエンツォレルン公カール・フリードリヒ殿下(Karl Friedrich : His Highness The Prince of Hohenzollern)の唯一の男子で継嗣のアレクサンダー公世子殿下が(His Serene Highness Hereditary Prince Alexander of Hohenzollern)が、当主である父の許諾を受けないまま、アメリカ人女性と結婚したとのことです。

 民事婚については不明ですが、カトリックの宗教婚が2021年11月。

 事情を知る人たちが多くを語ろうとしないので、なにがあったのかよくわかりませんが、アレクサンダー殿下は後継から外れるという観測は一致しています。

 これにより、継承順位を考えればカール・フリードリヒ殿下の長弟アルプレヒト殿下、次弟フェルディナント殿下、フェルディナント殿下の長男アロイス殿下、次男フィデリス殿下、となります。
 仮に年長順に亡くなるとした場合、弟二人が相続していくと相続税が多額になるため、甥のアロイス殿下が直接継ぐという見込みもあります(一家はベルリン在住だと思います)。

 それにしても……。
 分家の(旧)ルーマニア王室の故ミハイ1世に男子がおらず、君主政の復活を望む人々の一部から本家筋のホーエンツォレルン公室から後継者を指名してほしいという要望が出ていた(らしい)のが1990年代。
 その時にはホーエンツォレルン公室は男子が多いため、そのような発想もあったのでしょうが、気づけば若い世代の継承可能な男子は、上記のアロイス殿下とフィデリス殿下の他には二人の はとこ のニコラス殿下の、未婚の三人という状況です。

 また、上記の(旧)ルーマニア王室絡みの話ですが、1938年のルーマニア王国憲法によれば、王室の男系男子が途絶えたときはホーエンツォレルン公室から後継者を迎えることになります。これはルーマニア側から人物を指名するのではなく、年長系統から優先、従って当主から順になりますが、本人が拒否すればその人物は対象になりません。
 カール・フリードリヒ殿下がルーマニアに興味がないと明言しているので(文書をルーマニアに出したわけではないので有効ではないかもしれませんが)その場合、次の候補者はアレクサンダー殿下となります。
 今回の結婚により、アレクサンダー殿下がホーエンツォレルン公室から外れるのか否かがまだよくわかりません。が、そもそもホーエンツォレルン公室のメンバーであることを条件にしていないようにも読める(書かなくても当然という前提かもしれませんが)ので、どうなるのかまったくわかりません。

訃報(2021年8月18日):オーストリア大公女マリア・マグダレーナ殿下が薨去(1939~2021)トスカナ大公室系ハプスブルク家、母はルーマニア王女

 オーストリア大公女マリア・マグダレーナ殿下(“マギー”【Magi】 : オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : トスカナ大公女 : Her Imperial and Royal Highness Archduke Maria Magdalena of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Princess of Tuscany : マリア・マグダレーナ・フライフラウ・フォン・ホルツハウゼンMaria Magdalena Freifrau von Holzhausen)が薨去したとルーマニア王室が発表しました(日付不明)
 1939年10月2日生まれの81歳、になるでしょう。
追記:
 SN.at に死亡告知が出ました。それによると、8月18日薨去ということになります。
Trauer: Maria Magdalena Holzhausen | SN.at

Maria Magdalena Holzhausen (81)
† 18. August 2021, Salzburg

 トスカナ大公室系ハプスブルク=ロートリンゲン家の一員で、同家の故アントン大公殿下と大公妃の故・ルーマニア王女イレアナ殿下の娘の一人です。
 母方のつながりから、ルーマニア王室とのつながりが深く、ルーマニア王室の発表を引用する形でルーマニアのメディアが訃報を出しています。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式ニュース配信サイト)Arhiducesa Maria Magdalena a Austriei, In Memoriam | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

Familia RegalăさんはTwitterを使っています 「The Romanian Royal Family learned with great sadness the news of the passing of Her Imperial and Royal Highness Archduchess Maria Magdalene of Austria, daughter of Princess Ileana of Romania and Archduke Anton of Austria. https://t.co/G9L8CnJ09w https://t.co/otKHxucehH」 / Twitter
https://twitter.com/casamsregelui/status/1427900631554138113

Familia Regală a României (@familiaregalaaromaniei) • Instagram photos and videos

 

 (ルーマニア語)A murit fiica Principesei Ileana a României, Arhiducesa Maria Magdalena a Austriei
 (ルーマニア語)Doliu în Familia Regală a României. Arhiducesa Maria Magdalena a Austriei a încetat din viață – Evenimentul Zilei
 (ルーマニア語)Familia regală anunță decesul arhiducesei Maria Magdalena, nepoata Regelui Ferdinand și a Reginei Maria | Digi24
 (ルーマニア語)A MURIT Arhiducesa Maria Magdalena a Austriei, fiica Principesei Ileana a României | DCNews

逃亡中のルーマニア王カロル2世男系孫パウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(“ルーマニア王子パウル殿下”)の妻、リア妃と子息カロル・フェルディナンドが居住していた別荘を銀行に接収されたとの報道(2021年7月)

 バネアサ農園事件などに伴い、実刑判決が出、ルーマニアから逃亡しているパウル・フィリップ・アル・ロムニエイ氏(Paul Philippe al României)ですが、いまだ確保されていません。
 この度、パウル氏と一緒に逃亡はしていない、妻のリア・アル・ロムニエイ夫人(Lia al României)と子息のカロル・フェルディナンド・アル・ロムニエイCarol Ferdinand al României)が居住していた別荘を銀行に接収され、ホテルへ移ったと報道されています。
 銀行側は、この別荘について、パウル氏側から数年にわたりリース契約への支払いがなされていないため、他の所有者に売却したともされています。

 なお、ルーマニアの報道では、パウル氏一家には、王子および王子妃の称号が含まれることが多いです。

 

 (ルーマニア語)Prințesa Lia și fiul ei au fost evacuați din casă

Antena 3:
Prințesa Lia și fiul ei, evacuați din casă. Banca le vinde vila – YouTube

 

関連:
 バネアサ農園事件:ルーマニア警察公式サイトが、実刑3年4ヶ月の判決が出た“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏、法律上はパウル・フィリップ・アル・ロムニエイの名になっている模様)への令状を掲載(2020年12月)
 バネアサ農園事件:“自称ルーマニア王子”、ルーマニア王カロル2世男系孫パウル・ランブリノ氏(パウル・ホーエンツォレルン氏)に実刑3年4ヶ月(2020年12月)ポルトガル滞在と思われるため、ブカレスト警察はEUで有効な令状を請求している模様