英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下の妻、マリー妃殿下が血栓を患っているとのこと。昨年【2020年】11月に新型コロナウイルス感染症【COVID-19】発症、今年初めにワクチン接種(2021年5月)

 Daily Mail Online によりますと、英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)の妻マリー・クリスティン妃殿下(Marie Christine : Her Royal Highness Princess Michael of Kent)が血栓を患っているとのことです。

 

 (英語)Princess Michael of Kent, 76, is 'ill with blood clots' months after suffering Covid | Daily Mail Online

 

 妃殿下は、昨年11月に新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で発症、高熱と激しい疲労感を患っていたとされています。
 上記記事によれば、今年初めのほうに、オックスフォード=アストラゼネカCOVID-19ワクチンを二回接種しているそうです。
 また、ワクチン接種から期間があいていることから、副反応ではないとみられるとしています。

 

 ちなみに夫のマイケル王子殿下のほうは、最近、自らに特別な権限とロシア大統領府との関係があると偽って、大統領府とのつながりを持ちたい人物からお金をだまし取ろうとしたという疑惑が発生しています。

リヒテンシュタイン公子エマヌエル殿下(1978年生まれで公位継承順位第25位の人物か?)が、ルーマニアで巨大熊を撃ったとして問題となっている模様(2021年3月~5月)

 BBC などの報道によりますと、オーストリア在住のプリンス・エマヌエル・フォン・ウント・ツー・リヒテンシュタイン(Prince Emanuel von und zu Liechtenstein)という人物が、ルーマニアで2021年3月に、人里離れた場所にいた巨大熊を撃って殺したとして環境団体から批判を受けているようです。
 ルーマニアでは、人間に危害を及ぼしている/及ぼす可能性のある個体に関しては事前に申請をおこなえばその個体を撃つことは可能のようで、同地では別の熊に関してそのような訴えがなされていたようです。
 記事内からは訴えを悪用して、無許可な趣味の狩猟(トロフィー・ハンティング)がおこなわれた可能性があるように思えます。また、公的機関によって調査がおこなわれているようです。
 この熊は、環境団体などが動向を把握している個体の中では、ルーマニアで一番大きいのみならず、欧州でもっとも大きい熊の一匹(あるいは欧州連合内でもっとも大きい)ではないかということです。

 件のプリンスが誰なのか確定できませんが(リヒテンシュタイン家にはエマヌエルを名前に含む人物が現在でも複数人いるため)、リヒテンシュタイン家の所有する城があるリーガースブルク(Riegersburg)の居住者ということです。
 おそらくは1978年生まれでリヒテンシュタイン公位継承順位第25位のリヒテンシュタイン公子エマヌエル殿下ではないかとみられています。

 リヒテンシュタイン公世子アロイス殿下の「office」(国家元首を代行しているのでどこのことやらまったくわかりませんが)、今回の“私的で個人的な出来事”の背景については把握していないものの、環境保護はリヒテンシュタイン家がもっとも熱心に取り組んでいる問題のひとつだとしています。

 

 (英語)Prince blamed for shooting one of Europe's biggest bears – BBC News
 (英語)Agent Green: A prince from Austria shot the biggest bear in Romania | Romania Insider

インタビュー記事(英語):フランス駐箚ハンガリー大使/ハプスブルク家のゲオルク大公殿下へのインタビュー記事(2021年5月)

 フランス共和国駐箚ハンガリー大使/オーストリア大公ゲオルク殿下(オーストリア皇子・ハンガリー王子・ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Georg of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : ゲオルク・ハプスブルク=ロートリンゲンGeorg Habsburg-Lothringenゲオルク・フォン・ハプスブルクGeorg von Habsburgハプスブルク・ジェルジHabsburg György【Georgy】)へのインタビュー記事です。

 

 (英語)'Hungary is the center of my life' – György Habsburg, Hungary's New Ambassador to France

 

 ゲオルク大公殿下は、ハプスブルク家当主カール大公殿下の弟です。

 また、現在ハンガリーでは、ゲオルク大公殿下のほかに、ハンガリー副王系統から、ローマ教皇聖座駐箚/マルタ騎士団駐箚のハンガリー特命全権大使、オーストリア大公エドゥアルト殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Eduard of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : エドゥアルト・フォン・ハプスブルクEduard von Habsburgエドゥアルト・ハプスブルク=ロートリンゲンEduard Habsburg-Lothringen)が着任しています。

ウクライナに出現した自称ハプスブルク家の人物について、フランス駐箚ハンガリー大使のゲオルク大公殿下が同家の人物ではないと発言(2021年4月)

 詳細はよくわからないのですが、ウクライナで企業をめぐる争いがあり、その中でフランツ・ヴラディミル・ハプスブルク=ロートリンゲンFranz Vladimir Habsburg-Lothringen)と自称する人物が関わっているという事件があったそうです。

 フランス共和国駐箚ハンガリー大使/オーストリア大公ゲオルク殿下(オーストリア皇子・ハンガリー王子・ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Georg of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : ゲオルク・ハプスブルク=ロートリンゲンGeorg Habsburg-Lothringenゲオルク・フォン・ハプスブルクGeorg von Habsburgハプスブルク・ジェルジHabsburg György【Georgy】)は、この人物はハプスブルク家の一員ではないと関係性を否定しています。

 また、現時点では、ハプスブルク家を詐称していることに関する訴訟を起こしてはいないようです。

 ゲオルク大公殿下は、ハプスブルク家当主カール大公殿下の弟です。

 

 (ハンガリー語【マジャール語】)Habsburg György: szélhámos a Dunaferr-ügyben felbukkant ukrán ál-Habsburg | Euronews

Euronews magyarulさんはTwitterを使っています 「Egy Franz Vladimir Habsburg-Lothringen néven bemutatkozó ukrán személy hamis meghatalmazásokkal tett próbát a cég feletti irányítás átvételére – a Habsburg-családnak semmilyen kapcsolata nincs vele. https://t.co/6ZzlqEl2UM」 / Twitter

 

 (英語)Index – economy – the House of Habsburgs tried to gain control of Donver

 

 (ハンガリー語【マジャール語】)Vállalkozás: Habsburg György: Szélhámos a Dunaferr-ügyben feltűnt ukrán Habsburg | hvg.hu

hvg.huさんはTwitterを使っています 「Ha még nem lenne elég bonyolult a Dunaferr-ügy. https://t.co/u2bqj3EHWH」 / Twitter

訃報(2021年4月2日):メラン伯爵子フィリップが薨去(1926~2021)ハプスブルク家ヨハン大公の貴賤結婚の子孫(玄孫)

 2021年4月2日、メラン伯爵子フィリップ(Count Philipp of Meran : フィリップ・グラーフ・フォン・メランPhilipp Graf von Meranフィリップ・メランPhilipp Meran)が薨去したようです。
 1926年12月11日生まれの94歳。
 20冊前後の狩猟に関する書籍があるようです(Amazon.co.jpの著者ページ)。

 オーストリア帝室ハプスブルク家のヨハン大公の貴賤結婚の子孫、玄孫(孫の孫)です。
 ハプスブルク家は、21世紀に入ってから、過去の貴賤結婚を承認しなおしており、メラン伯爵系統も通常の大公になっているかもしれませんが詳細は不明。

 

 (ドイツ語)Trauer um Philipp Meran: Ururenkel von Erzherzog Johann verstorben « kleinezeitung.at
 (ドイツ語)Erster Leiter des Jagdmuseums: Philipp Meran verstarb 94-jährig – Deutschlandsberg