葬儀(2025年4月24日):ザクセン=コーブルク=ゴータ公アンドレアス殿下の葬儀がおこなわれる。スウェーデン王カール16世グスタフ陛下夫妻が参列

 2025年4月24日、4月3日に薨去したザクセン=コーブルク=ゴータ公アンドレアス殿下(Andreas : His Highness The Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke of Saxony : アンドレアス・プリンツ・フォン・ザクセン=コーブルク・ウント・ゴータAndreas Prinz von Sachsen-Coburg und Gotha)の葬儀が、コーブルクの聖モーリッツ教会で執り行われました。

 いとこの、スウェーデン王カール16世グスタフ陛下夫妻や、(旧)バーデン大公室当主/バーデン辺境伯ベルンハルト殿下らが参列しました(参列者後述)。ベルンハルト殿下は、英国王チャールズ3世陛下の代理として名前が出ています。

 司式者は、ドイツ福音教会評議会(EKD)元議長で、バイエルン福音ルター派教会の元・州教会監督のハインリヒ・ベッドフォード=シュトローム監督(Heinrich Bedford-Strohm)。アンドレアス殿下と同じくコーブルク名誉市民。

 

SAT.1 BAYERN:
Royals in Coburg: Schwedische Königsfamilie nimmt Abschied von Prinz Andreas – YouTube

 

hcsb online:
Trauerfeier für Prinz Andreas in Coburg – YouTube

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Trauerfeier für Prinz Andreas in Coburg – YouTube

hcsb online:
Trauerfeier für Prinz Andreas in Coburg – YouTube

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Trauerfeier für Prinz Andreas in Coburg – YouTube

 

iTVCoburg:
Coburg verabschiedet sich – Trauerfeier für Prinz Andreas – YouTube

 

 (ドイツ語:コーブルク市 公式ウェブサイト)Coburg verabschiedet sich von Prinz Andreas | Stadt Coburg

Coburg.de – „Wir Coburgerinnen und Coburger, wir nehmen… | Facebook

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コーブルク市長ドミニク・ザウアータイク閣下の Instagramアカウント:
Dominik Sauerteig(@dominiksauerteig) • Instagram写真と動画

 

 (英語)Swedish Royal Family Attends Funeral of Prince Andreas of Saxe-Coburg

 (ドイツ語)Schwedisches Königspaar nimmt Abschied von Prinz Andreas
 (ドイツ語)Coburg: Trauerfeier für Prinz Andreas mit viel Prominenz | BR24

 (スウェーデン語)Prinsessan Madeleines sorg på begravningen – Chris är med | Svensk Damtidning

 

葬儀の参列者/

(更新中)
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誕生(2015年7月?):ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲン

 2015年7月に、ザクセン=マイニンゲン公室のザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の甥にあたるコンスタンティン・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンConstantin Prinz von Sachsen-Meiningen)に、第一子となる男子(ミハエル・プリンツ・フォン・ザクセン=マイニンゲンMichael Prinz von Sachsen-Meiningen)が誕生したとの情報が出ています。

 コンスタンティン氏は、ザクセン=マイニンゲン公コンラート殿下の亡父ベルンハルト殿下の貴賤結婚(1回目の結婚)で権利を得ていない異母兄フリードリヒ・エルンストの子であり(従って“公子”でも“殿下”でもありませんが、そう称されていることも多く詳細は不明)、現在のルールではザクセン=マイニンゲン公位の継承者とはなれませんが(そもそも父が祖父の後を継いでいない時点でダメですが)、コンラート殿下に子供がいないことと、他に近い男系男子がいないことから、ルール変更などにより後継者となるであろうとみられています(仮にならなくても他に近親がいないので家産を継承するでしょう)。また、コンスタンティン殿下の母はザクセン=コーブルク=ゴータ公室出身(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女ベアトリーツェ・シャルロッテ殿下)のため、やや特殊な継承に対して他のエルネスティン家2家より異論が出る可能性も低いのではないかと思います。

 しかし、今回誕生したミハエルの母ゾフィア・ルプスSophia Lupus)とコンスタンティン氏が結婚していないという情報もあり、その場合は、コンスタンティン氏自身の問題とは別に、ミハエルの継承権が存在していないという問題が発生します(もちろんのことですが、可能になるようにルール変更をおこなったという主張が将来出ることはありえます)。

 ちなみに、ザクセン=マイニンゲンの元々のルールに基づくと、継承者が存在しなくなった場合、ザクセン=コーブルク=ゴータのもっとも直系に近い男子に権利があることになるようです。
 現在のところ、ザクセン=コーブルク=ゴータ公アンドレアス殿下となりますが、(ザクセン=コーブルク=ゴータ公室を離れている)英国王室のグロスター公爵リチャード王子殿下が該当すると見る人もいます。

 

記事:
 (英語)EuropeanRoyalHistoryJournal.blogspot.com: Meiningen: A New Baby Heir
 (英語)Royal Musings: A new baby in the House of Saxe-Meingen