オーストリア帝室・ハンガリー王室のハプスブルク家当主【ハプスブルク=ロートリンゲン家当主】のオーストリア大公カール殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia : カール・フォン・ハプスブルク : Karl von Habsburg : カール・ハプスブルク=ロートリンゲン : Karl Habsburg-Lothringen)へのインタビュー記事です。
最初の質問の回答から、パスポートは「Karl Habsburg Lothringen」(※記事中には「Habsburg」と「Lothringen」の間にハイフンがありませんが、本当についてないのかはわかりません)だが、父の故オットー大公殿下が「オットー・フォン・ハプスブルク(Otto von Habsburg)」として知られているので、一般的な名乗りはそれに合わせているというような回答があります。
また、カール大公殿下の公式サイトで、「Karl von Habsburg」と「von」が使われているため、これがオーストリア法(「von」が使えない)違反として訴訟を起こされていますが、これについては、「まだ捕まっていない」と答えているだけです。
また、言語についてですが「我々は子供の頃から五つの言語を学ぶ」と答えています。
次女のオーストリア大公女グローリア殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Gloria of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia : グローリア・フォン・ハプスブルク : Gloria von Habsburg : グローリア・ハプスブルク=ロートリンゲン : Gloria Habsburg-Lothringen)はアラビア語を学んでいるそうです。
ブルガリア王子シメオン=ハッサン殿下(His Royal Highness Prince Simeon-Hasan【Simeon-Hassan】)が、モロッコ王国ラバトにあるキリスト教/東方正教会/ロシア正教会のハリストス復活大聖堂で、領聖を受けたようです。
※下記公式サイトには“ first communion ”とありますが……「初の領聖」ということでいいんでしょうか。
シメオン=ハッサン殿下は、2007年生まれで、ブルガリア王女カリナ殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公女 : ザクセン公女 : ムラニー女伯爵 : Her Royal Highness Princess Kalina of Bulgaria, Princess of Saxe-Coburg and Gotha, Duchess in Saxony, Countess of Murany)と夫のキティン・ムニョス氏(Kitín Muñoz)の子息です。
旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)の女系の孫で、ブルガリアの王子や殿下とはなりませんが、誕生直後より ‘Prince’ として言及されていることがあり、ブルガリア王室公式サイトでは昨年【2017年】と今回の記事で殿下(HRH : His Royal Highness)が使用されています。もはやブルガリア王子と書くよりないと判断したので書きましたが、この件に関して説明や発表などは見かけません。
2018年10月12日、ブルガリア王室のタルノヴォ公/ブルガリア王子ボリス殿下(ザクセン=コーブルク=ゴータ公子 : ザクセン公子 : His Royal Highness Prince Boris of Bulgaria, Prince of Tarnovo, Prince of Saxe-Coburg and Gotha, Duke in Saxony)が、21歳を迎えました。
ボリス殿下は、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)の孫で、2015年に父カルダム殿下(Kardam)の薨去に伴い、(旧)ブルガリア王位継承順位第1位となっています。
2018年10月6日、スペイン貴族の第15代ウエスカル公爵フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Fernando Fitz-James Stuart, 15th Duke of Huéscar, : The Most Excellent The Duke of Huéscar, Grandee of Spain)とソフィア・パラスエロ嬢(Sofía Palazuelo)の結婚式が執りおこなわれたようです。
フェルナンド・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下は、1990年9月14日生まれの28歳。
すでにウエスカル公爵号を譲られていますが、第19代アルバ公爵カルロス・フィツ=ハメス・ストゥアルト閣下(Carlos Fitz-James Stuart, 19th Duke of Alba : The Most Excellent The Duke of Alba)の継嗣です。
旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King【Tsar】 Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ : Simeon Saxe-Coburg-Gotha : Simeon Sakskoburggotski)が、また本を出したようです。
表紙に「H.M. King Simeon II ONE PURPOSE-BULGARIA」とありますが、(少なくともまだ)ブルガリア語版しかないのではないかと思います。