昨日、YouTubeの(旧)ルーマニア王室公式チャンネルに5月10日の園遊会に関するニュース映像がアップロードされていることをお伝えしましたが、園遊会の準備に関する報道の映像が追加されています。
CasaRegalaaRomaniei:
Garden Party 2012, Palatul Elisabeta – YouTube
昨日、YouTubeの(旧)ルーマニア王室公式チャンネルに5月10日の園遊会に関するニュース映像がアップロードされていることをお伝えしましたが、園遊会の準備に関する報道の映像が追加されています。
CasaRegalaaRomaniei:
Garden Party 2012, Palatul Elisabeta – YouTube
ダイヤモンド「ボー・サンシー」が約7.7億円で落札されたそうです(旧プロイセン王室のホーエンツォレルン家が出品とのこと)。
サザビーズ担当者にはヴュルテンベルク公子フィリップ殿下(His Royal Highness Duke Philipp of Württemberg : フィリップ・ヘルツォーク・フォン・ヴュルテンベルク)の姿もありました。
フィリップ殿下は、ヴュルテンベルク王位継承者のヴュルテンベルク公カール殿下の三男です。
BBCの映像より:
記事&映像:
(英語)BBC News – One of world's oldest diamonds sells for $10m
(英語)'Royal' diamond Beau Sancy sells for $9.7m – BBC News
記事:
34.98カラットのダイヤモンド、5月に競売へ 落札価格は数億円か 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
35カラットの歴史的ダイヤ「ボーサンシー」、7億7000万円で落札 スイス 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
フィリップ殿下のコメント部分:
サザビーズ・ヨーロッパのフィリップ・ヘルツォク・フォン・ビュルテンベルク(Philipp Herzog von Wuerttemberg)会長は競売終了後、「あなたが購入するのは単なるダイヤではなく、歴史的芸術品なのです」と語った。
ボーサンシーを初めて購入した王族は、フランス国王のアンリ4世(Henry IV)。マリー・ド・メディシス(Marie de Medici)王妃にせがまれて1604年に購入し、1610年の戴冠式では王妃の冠にも使用された。
ボーサンシーは17世紀半ばにオランダに渡り、オラニエ公ウィレム2世(Willem II of Orange Nassau)とイングランド王チャールズ1世(Charles I of England)の娘メアリー・スチュアート(Mary Stuart)の結婚の際に使われた。メアリー・スチュアートは後に、王位を狙う兄のチャールズ2世(Charles II)への支援金を工面するためにこのダイヤを手放した。
その後1702年に初代プロイセン王がその王冠の最高の位置にボーサンシーを付けて以来、このダイヤはプロイセン王家で代々受け継がれてきた。
2012年5月10日のルーマニア王室の園遊会の映像です。
CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Antena3 – Casa Regala sarbatoreste astazi Ziua Regalitatii – YouTube
ブライスガウ伯ヘルマン2世(Herman II, Count of Brisgau)がバーデン辺境伯(Margrave of Baden)を称したのが1112年で、2012年がその900周年ということになるそうです。
SWRというローカルテレビが特集のドキュメンタリーを組んだそうです。
ARDで視聴出来るよう(現在は掲載終了)なのでリンクしておきます(全編ドイツ語です)。
冒頭の方(50秒あたり)から後半まで何度もバーデン大公世子ベルンハルト殿下(ツェーリンゲン公子 : His Royal Highness【His Grand Ducal Highness】 Hereditary Prince Bernhard of Baden, Duke of Zähringen)が登場します(1995年の映像も)。
※動画の掲載は終了しています。
掲載時タイトル:ARD Mediathek: Geschichtsdokumentationen – Adelsleben – 900 Jahre Haus Baden – Donnerstag, 10.05.2012 | SWR Fernsehen
掲載時URL:http://www.ardmediathek.de/ard/servlet/content/3517136?documentId=10038156
動画43分35秒よりベルンハルト殿下:
ROME REPORTSに、現在も統治を続ける欧州の王室のキリスト教の宗派を紹介する短い映像があったので貼り付けておきます。
ROME REPORTS in English:
Royal families and their religion – YouTube
ローマ・カトリック教会:
スペイン王室
ベルギー王室
ルクセンブルク大公室
モナコ公室
リヒテンシュタイン公室
ルター派(ルーテル派):
ノルウェー王室
デンマーク王室
スウェーデン王室
オランダ王室(オランダ・プロテスタント教会は他の教派も合流したもの)
英国国教会(イングランド国教会):
英国王室