訃報(2018年?月):リヒテンシュタイン公女エリザベート殿下、薨去(1932~2018)イタリアのウィンスピア男爵家の系統に嫁ぐ、映画関係者のエドアルド・ウィンスピアは子息

 正確な月日が不明ですが、リヒテンシュタイン公女エリザベート殿下(ウィンスピア男爵子夫人 : Her Serene Highness Princess Elisabeth of Liechtenstein, Baroness Winspeare : Ihre Durchlaucht Prinzessin Elisabeth von und zu Liechtenstein)が薨去したと報道されています。
 1932年1月17日生まれ(2月としている記事もありますが、1月が正しいのではないかと)。

 愛称は「Guky」(グキー?)。

 

 (イタリア語)Morta la mamma di Edoardo Winspeare | Il Gallo
 (イタリア語)E' morta la baronessa Winspeare, origini viennesi e una vita a Depressa

 

 1814年に男爵号(ナポリ?)を授けられているウィンスピア家の、グイチャルディ系統の一員、故リカルド・ウィンスピア・グイチャルディRicardo Winspeare Guicciardi)と結婚、映画関係者のエドアルド・ウィンスピア・グイチャルディEdoardo Winspeare Guicciardi)、フランチェスコ・ウィンスピア・グイチャルディFrancesco Winspeare Guicciardi)、クララ・ポリッセナ・ウィンスピア・グイチャルディClara Polissena Winspeare Guicciardi)の三人の子供あり。

 ウィンスピア家自体は英国のカトリックで、ステュアート王朝崩壊後にイングランドを出たようです。

 

英国王室のハリー王子【ウェールズ公家ヘンリー王子殿下】とメーガン・マークルの結婚式(2018年5月)

 英国王室のハリー王子(Prince Harry : ウェールズ公家ヘンリー王子殿下 : His Royal Highness Prince Henry of Wales)とメーガン・マークルMeghan Markle)の結婚式のライブ映像の配信が始まっています。

※その他、なにか見つけたら随時更新します。

 

ライブ映像(終了しました。現在、アーカイブされた2時間以上の動画を見ることができます)/
The Royal Family(英国王室公式チャンネル):
The Royal Wedding 2018: Prince Harry and Ms. Meghan Markle – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=N42MQJX4KoY

 

ライブ映像(終了しました。アーカイブもされていないようなので、下部に貼った各動画をご覧ください)/
The Royal Family Channel:
LIVE: Royal Wedding 2018 of Prince Harry and Meghan Markle – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=l_XPgBl1PiM

 

The Royal Familyさんのツイート: "Today Prince Harry and Ms. Markle will be married at Windsor Castle surrounded by friends and family. Follow us @RoyalFamily @KensingtonRoyal @ClarenceHouse live all day.… https://t.co/Vf9bl93sGu"

 

続きを読む 英国王室のハリー王子【ウェールズ公家ヘンリー王子殿下】とメーガン・マークルの結婚式(2018年5月)

Vanity Fair(英語)記事:“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”(2018年)君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下とニコライ・トルストイ伯爵子の話題など

 (英語)“There’s Nothing Wrong with Falling from Grace”: The Global Network of Monarchists Helping Deposed Kings and Queens | Vanity Fair
 (英語:上記からニコライ・トルストイ伯爵子に関する部分の一部を抜き出したもの)Count Nikolai Tolstoy on Russian Monarchy and the Romanovs | Royal Russia News

 

 冒頭は、ルーマニア王女マルガレータ殿下(当時)から連絡を受けた人物の話、君主政復活・王室支持の話と、エチオピア帝室のエルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下(His Imperial Highness Prince Ermias Sahle-Selassie)とニコライ・トルストイ伯爵子(Count Nikolai Tolstoy)の話題などが中心となっています。

 

 エルミアス・サーレ=セラシエ皇子殿下は故エチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世陛下の孫ですが、一般的にエチオピア帝室の当主とされていません。
 しかし、この記事のように、帝室の代表者として活動しているとみる立場もあるようです。

 

 ニコライ・トルストイ伯爵子の話の一部には、“Pretender【プリテンダー】”という用語に関するものがあります。
 いうまでもなくこの言葉は中立的ではないものですが、Wikipedia英語版のせいか、この言葉が使用されるケースが多い気します(上記の記事すらそうなのですが)。
 そのもっともアホらしい例は、リトアニアの王位継承者を称して活動を始めたウラッハ公子イニゴ閣下(His Serene Highness Prince Inigo of Urach)のものらしきサイト(すぐに更新止まりましたけれど)に、イニゴ閣下をリトアニア王位の“legitimate pretender”とする表記があったことです。もちろんこれは、イニゴ閣下を正当な王位継承者と表現したかったのでしょうが、pretenderに「不当」である意味がありlegitimateに「正当」である意味があることを考慮すれば、ギャグのような言葉の並びです。
 中立的というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、“Claimant【クレイマント】”という用語がありますが、一般的の人にはなじみがなく、また、正直これが本当に中立な用語なのか首をかしげるときもあります。日本語で“王位請求者”と(訳して)書いている例がありますが……コメントは避けます
 伯爵子は“Heir【エア】”を使っているようですが、当方でも「(王位)継承者」などこの用語を意識して書いています。この用語が実は一番便利です。曖昧さを許容するという意味でも。pretenderはそもそも本人が称していないのにこう書くのは名誉棄損みたいなものですし、claimantも本人が称していない場合はどうなのか、よくわからない部分があります。

 

新任のオーストリア駐箚マルタ騎士団大使シェーナイヒ=カロラート公子セバスティアン閣下(プロイセン貴族の家系でウィーン生まれ)が、オーストリア大統領アレクサンダー・ファン・デア・ベレン閣下(ロシア貴族の家系)に信任状を捧呈(2018年4月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年4月16日、オーストリア共和国駐箚マルタ騎士団特命全権大使シェーナイヒ=カロラート公子セバスティアン閣下(His Princely Grace Prince Sebastian of Schoenaich-Carolath : セバスティアン・プリンツ・フォン・シェーナイヒ=カロラート閣下 : Hix Excellency Sebastian Prinz von Schoenaich-Carolath)は、オーストリア共和国大統領アレクサンダー・ファン・デア・ベレン博士閣下(His Excellency Dr Alexander Van der Bellen)に信任状を捧呈しました。

 

 (英語:マルタ騎士団公式サイト)Sebastian Prinz von Schoenaich-Carolath presented his credentials as new Ambassador of the Order of Malta to the Republic of Austria – Order of Malta

 (記事の掲載が終了しています)(4月16日に複数人の特命全権大使を接受:ドイツ語:オーストリア大統領府公式サイト)Bundespräsident.at: Überreichung von Beglaubigungsschreiben an Bundespräsident Alexander Van der Bellen
掲載時URL:http://www.bundespraesident.at/newsdetail/artikel/ueberreichung-von-beglaubigungsschreiben-an-bundespraesident-alexander-van-der-bellen-7/

Den neu ernannten Botschafter des Souveränen Malteser Ritterordens, Sebastian Prinz von Schoenaich-Carolath, begleitet vom Gesandten-Botschaftsrat Constantin Hempel-Hoheneck.

※各主権国家から送られた特命全権大使と同じ扱いです。

 

 セバスティアン閣下は、ウィーン生まれなのですが、子供がドイツで生まれているのと、両サイトの名前表記から(少なくとも現在は)ドイツ国籍なのではないかと思います。
 また、年長系の系統に子供がいないので、彼自身か子孫が当主の座を継承することになりそうです。

 

詳細がよくわかりませんが、「Ballo dei cento e non più cento」という催しで、いろいろな(旧)王室の方々などが集まった、みたいです(2018年4月)

 グルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】カナダ代表部公式サイトで知ったのですが、「Ballo dei cento e non più cento」という催しがおこなわれ(2018年4月13日~14日)、いろいろな(旧)王室の方々などが集まったみたいです。

 ただ、公式サイトの後援者にある方や参加者の中に誰なのか不明な名前があったり、表記が変だったり、そもそも具体的になにをしているのかもよくわからないところがあります。

 

 (イタリア語:公式サイト)"Ballo dei cento e non più cento"

 (英語:グルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】カナダ代表部公式サイト)Ballo dei Cento e non piu di Cento

 

後援者の方は(今回参加があったのかははっきりしませんが):

 ポルトガル王室(ブラガンサ家)当主のブラガンサ公爵ドゥアルテ・ピオ殿下(His Royal Highness Duarte Pio, Duke of Braganza)、

 オーストリア帝室(ハプスブルク=ロートリンゲン家)より、
 オーストリア大公女モニカ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : サンタンジェロ公爵夫人 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Monika of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Duchess of Santángelo)、
 オーストリア大公女ヴァルプルガ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : ダグラス伯爵子夫人 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Walburga of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Countess Douglas : ヴァルプルガ・ハプスブルク・ダグラスWalburga Habsburg Douglas)、
 貴賤結婚子孫のホーエンベルク家系統出身のオーストリア大公妃マルガレーテ殿下(オーストリア皇子妃 : ハンガリー王子妃 : ベーメン王子妃 : ホーエンベルク公女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Margarete of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia, Princess of Hohenberg)、
 ハプスブルク家よりもう一方、 Archduchess Johanna(ヨハンナ大公女 or ヨハンナ大公妃) という名前が記載されているのですが、どなただか特定できませんでした。

 アルバニア皇太子妃エリア殿下(His Royal Highness Crown Princess Elia of the Albanians)、

 

参列者の方には:

 マントヴァ公室(ゴンザーガ家)当主/ヴェスコヴァート侯・ヴォディーチェ侯マウリツィオ・フェランテ・ゴンザーガ公殿下(His Highness【His Serene Highness】 Prince and Marquis Maurizio Ferrante Gonzaga del Vodice di Vescovato)、

 アフガニスタンのバーラクザイ王朝関係者のプリンセスっぽい方が二名記載されていますが、どういう方か確認できず、

 ルワンダ王ユヒ6世陛下(His Majesty King【Mwami】 Yuhi VI of Rwanda : エマニュエル・ブシャイージャ王子殿下 : His Royal Highness Prince Emmanuel Bushayija)、

 パルマ公室の Princess Maria Teresa (プリンセス・マリア・テレサ)という方が表記されていますが、どういう方か確認できず、

 オーストリア帝室ハプスブルク=ロートリンゲン家のオーストリア大公ヨーゼフ・カール殿下(オーストリア皇子 : ハンガリー王子 : ベーメン王子 : His Imperial and Royal Highness Archduke Joseph Karl of Austria, Prince Imperial of Austria, Prince Royal of Hungary and Bohemia)、

 そして、
 グルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ヌグザル殿下(His Royal Highness Crown Prince Nugzar of Georgia : ヌグザル・バグラチオン=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagration-Gruzinskyヌグザル・バグラチオニ=グルジンスキー公子 : Prince Nugzar Bagrationi-GruzinskiBatonishviliTsarevich)と、
 長女で継嗣のジョージア王女アナ殿下(Her Royal Highness Princes Anna of Georgia : アナ・バグラチオニ=グルジンスキー公女 : Princess Anna Bagrationi-Gruzinsky
 の名前があります。

追記:
 グルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】公式サイトにも、ニュースページの(現在)一番下部に記事と写真が追加されています。

 (英語:グルジンスキー系ジョージア王室【グルジア王室】公式サイト)The Royal House of Georgia | News from the Royal House of Georgia