スペイン貴族/エドゥアルド・チャバッリ・カベスード閣下がモクテスマ侯爵位継承を許可される(2021年2月)アステカ皇帝モクテスマ2世の子孫に叙された称号の一つ

 2021年2月26日、エドゥアルド・チャバッリ・カベスード閣下(Eduardo Chávarri Cabezudo)が、スペイン王よりスペイン貴族のモクテスマ侯爵位の継承を許可されました。第7代モクテスマ侯爵となるようです。

 

 (スペイン語)BOE.es – BOE-A-2021-3502 Orden JUS/197/2021, de 26 de febrero, por la que se manda expedir, sin perjuicio de tercero de mejor derecho, Real Carta de Sucesión en el título de Marqués de Moctezuma a favor de don Eduardo Chávarri Cabezudo.

 

 アステカ皇帝モクテスマ2世Moctezuma II)の子孫に叙されたスペイン貴族称号の一つです。

 第7代侯爵は第5代アギラ・レアル侯爵をすでに継承しており、またローマ教皇貴族の第5代ゴルベア侯爵になるのではないかと思います。

婚約(2021年2月):フレデリック・ウェルズリー卿(ウェリントン公爵次男)とキャサリン・ランバート嬢(チャールズ2世子孫)が婚約

 2021年2月25日、フレデリック・ウェルズリー卿(Lord Frederick Wellesley)とキャサリン・ランバート嬢(Katherine Lambert)の婚約が発表されています。

 フレデリック・ウェルズリー卿は、第9代ウェリントン公爵チャールズ・ウェルズリー閣下の次男。
 キャサリン・ランバート嬢はチャールズ2世の子孫ということです。

 なお、二人とも軍関係に勤務のようで Telegraph Announcements では Capt (Captain)と表記されています。
 大尉でいいのかどうか、専門でないのでいまいちわかりませんが。

 

 (英語)Capt F.C. Wellesley and Capt K.E. Lambert – Engagements Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Royal Musings: Lord Frederick Wellesley to marry

スペインのフェルナンド・プリモ・デ・リベラ・イ・オリオル閣下によるプリモ・デ・リベラ公爵位継承(第4代)が許可される(2020年7月・9月)

 2020年9月28日付の文書が出ていますが、2020年7月22日に、フェルナンド・プリモ・デ・リベラ・イ・オリオル閣下(The Most Excellent Fernando Primo de Rivera y Oriol)によるプリモ・デ・リベラ公爵の継承が許可されていたようです。

 

 (スペイン語)Disposición 11329 del BOE núm. 257 de 2020

 

 父である先代の公爵の薨去は2018年12月で、かなり時間が経過しています。
 フランコ総統の埋葬の件やフランコ総統に叙爵された爵位をどうするかという、主に政治的なことが原因で時間がかかったのかもしれません(申請が遅かっただけという可能性もありますが)。

関連:
 訃報(2018年12月3日):第3代プリモ・デ・リベラ公爵ミゲル・プリモ・デ・リベラ・イ・ウルキホ閣下が薨去(1934~2018)一般的に独裁者と呼ばれる第2代エステーリャ侯爵ミゲル・プリモ・デ・リベラ・イ・オルバネハ閣下(スペイン首相)の孫、第3代エステーリャ侯爵ホセ・アントニオ・プリモ・デ・リベラ・イ・サエンス・デ・ヘレディア閣下(ファランヘ党初代党首)の甥

 

正統派フランス王位継承者ルイ20世ことアンジュー公ルイ殿下が、オテル・デ・ザンヴァリッドを訪問(2020年9月)

 2020年9月13日、正統派フランス王位継承者ルイ20世Louis XX)ことアンジュー公ルイ・ド・ブルボン殿下(Louis de Bourbon : Monseigneur The Duke of Anjou : ルイス・アルフォンソ・デ・ボルボン・マルチネス=ボルディウ閣下 : The Most Excellent Luis Alfonso de Borbón Martínez-Bordiú)は、オテル・デ・ザンヴァリッド(アンヴァリッド旧・軍病院)を訪問しました。

 この施設は、ルイ14世が傷病兵看護のために計画したものです。
 1671年から計画は始まっていて、動画の表記など見ると、350周年記念式典となっています(一年早い気もしますが、詳細は不明)。

 

Louis de Bourbon, Duc d’Anjou(アンジュー公ルイ・ド・ブルボン 公式チャンネル):
350ème anniversaire de la Fondation des Invalides – YouTube

 

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「Un mois après ma venue, je suis heureux de partager avec vous ces images. Depuis Louis XIV, voilà 350 ans que les invalides sont honorés et soignés à Paris. Je remercie à nouveau le Général de Saint Chamas, gouverneur des Invalides, pour son invitation et son chaleureux accueil https://t.co/QgSX6NLlE8」 / Twitter

 

 (フランス語:正統派のサイト)350 ans de la fondation de l'Hôtel des Invalides – Message de Mgr le Duc d'Anjou

 

Louis de Bourbon, Duc d’AnjouさんはTwitterを使っています 「J'ai maintenu la tradition malgré la situation sanitaire en souvenir de mon ancêtre Louis XIV qui a créé l'institution des Invalides il y a 350 ans. https://t.co/MtrwVBuJ8o」 / Twitter

 

La LégitimitéさんはTwitterを使っています 「Le Prince @louisducdanjou était présent aujourd’hui, en tant qu’aîné des Capétiens et héritier de son ancêtre #LouisXIV, au 350ème anniversaire de la Fondation des Invalides. ••• #France @diocese_armees @INI_Invalides @CEMAT_FR @armeedeterre @EtatMajorFR @Malte_France https://t.co/FOGGFRPaZE」 / Twitter

 

結婚(2020年9月15日):英国の第5代コールリッジ男爵ウィリアム・コールリッジ閣下(83歳:すでに2回結婚)と元エクスマス子爵夫人ローズマリー(78歳:すでに2回結婚)が結婚した模様

 2020年9月15日、第5代コールリッジ男爵ウィリアム・コールリッジ閣下(William Coleridge, 5th Baron Coleridge)と元エクスマス子爵夫人ローズマリーRosemary, Viscountess Exmouth)が結婚したようです。

 第5代コールリッジ男爵は、1937年6月18日生まれの83歳。
 これまでに二回結婚しており、二人目の妻とは死別しています。
関連:
 訃報(2018年8月12日):英国のコールリッジ男爵夫人パメラ・コールリッジ閣下が卒去(?~2018)

 また、コールリッジ男爵家は、詩人のサミュエル・テイラー・コールリッジと同族です。

 

 元エクスマス子爵夫人は、1941年12月10日生まれの78歳。
 これまでにバーフォード伯爵(現在の第14代セント・オールバンズ公爵マレー・ボークラーク閣下)、第10代エクスマス子爵ポール・ペリュー閣下と結婚し、それぞれ離婚しています。

※なお、エクスマス子爵は、スペイン貴族のオリアス侯爵号を有しています。

 

 (英語)Lord Coleridge and Rosemary, Viscountess Exmouth – Marriages Announcements – Telegraph Announcements

 (英語)Peerage News: Lord Coleridge, 83, marries Rosemary, Viscountess Exmouth, 78