訃報(2025年1月6日):サー・トーマス・ダンが卒去(1933~2025)2008年にガーター騎士に叙任。卒去に伴いガーター騎士団の欠員は四人に

 2025年1月6日、サー・トーマス・ダン(Sir Thomas Dunne, KG, KCVO, JP)が卒去したようです。
 1933年10月24日生まれの91歳。

 ヘレフォード・ウスター統監(1977年~1988年)を経て、ヘレフォードシャー統監(1998年~2008年)とウスターシャー統監(1998年~2001年)を兼任。

 1995年に王立ヴィクトリア騎士団ナイトコマンダー、2008年にガーター騎士に叙任(ナンバー1001)。

 スチュアート・レンデル男爵(娘しかいなかったため、初代で男爵位消滅)の曾孫になります。

 卒去に伴い、ガーター騎士団の空席は四になりました。また、ヘレフォードシャー議会は半旗掲揚をしているようです。

 

 (英語)Tributes paid to former Lord Lieutenant of Herefordshire Sir Thomas Dunne | rossgazette.com
 (英語)ay 6 Januar
 (英語)Announcement regarding the death of the former Chairman of the Association of the Lord-Lieutenants and former Lord-Lieutenant of Herefordshire, Sir Thomas Dunne, KG, KCVO. – Herefordshire Council

 (英語)Peerage News: Sir Thomas Dunne, KG, KCVO 1933-2025

 

XユーザーのThe Ross Gazetteさん: 「Tributes paid to former Lord Lieutenant of Herefordshire Sir Thomas Dunne https://t.co/42jVMcgXtU」 / X

 

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 サー・トーマスの子女のうち、
 長女のカミラ・ダンCamilla Dunne)は、ウィンストン・チャーチルの孫ルパート・ソームズ閣下(The Honourable Rupert Soames)と結婚。
 長男のフィリップ・ダンPhilip Dunne)は庶民院(下院)議員。
 次男のニコラス・ダンNicholas Dunne)は、第12代デヴォンシャー公爵の娘ジャスミン・キャヴェンディッシュ令嬢(Lady Jasmine Cavendish)と結婚しているようです。

訃報(2025年1月1日):サー・ジョージ・アール準男爵(第6代)が卒去(1932~2025)

 2025年1月1日、英国の連合王国準男爵/サー・ジョージ・アール準男爵【第6代】(Sir George Earle, Bt : 6th Baronet)が卒去したようです。
 1932年2月4日生まれの92歳。

 卒去に伴い、子息のロバート・アール氏(Robert Earle)が準男爵位を継承します。また、その子息のラズロ・アール氏(Laszlo Earle)が新たな継嗣となります。

 

 (英語)Earle The Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: Sir (Hardman) George Algernon Earle, 6th Baronet (1932-2025)

訃報(2024年12月18日):英国の第7代カルー男爵パトリック・コノリー=カルー閣下が卒去(1938~2024)

 2024年12月18日、英国のアイルランド貴族および連合王国貴族/第7代カルー男爵パトリック・コノリー=カルー閣下(Patrick Conolly-Carew, 7th Baron Carew : カルー卿 : The Right Honourable The Lord Carew)が卒去したようです。
 1935年9月18日生まれの87歳。

 初代男爵は、アイルランド貴族のカルー男爵(第二次叙爵)と連合王国貴族のカルー男爵(第三次叙爵)で、この二つの男爵位が継承されてきました。

 卒去に伴い、子息の、ウィリアム・コノリー=カルー閣下(The Honourable William Patrick Conolly-Carew)が第8代男爵、その子息のパトリック・コノリー=カルーPatrick Conolly-Carew)が継嗣となっています。

 

 (英語)CONOLLY-CAREW, Patrick Thomas: Death : Irish Times
 (英語)Death Notice of Patrick Thomas Conolly-Carew (Donadea, Kildare) | rip.ie

 (英語)Peerage News: The 7th Baron Carew 1938-2024

正仁親王妃(常陸宮妃)華子殿下が、第35回高松宮殿下記念世界文化賞でメダルを授与(2024年11月)

 第35回高松宮殿下記念世界文化賞で、常陸宮家の正仁親王妃華子殿下(はなこHanako : Her Imperial Highness The Princess Hitachi)が、メダルを授与したようです。

 

FNNプライムオンライン:
常陸宮妃華子さまがメダル授与「世界文化賞」授賞式 岸田前首相や鈴木京香さんなど各界から来賓約220人 – YouTube

 

※そういえば、高松宮殿下記念世界文化賞の YouTube の公式チャンネルには、常陸宮殿下夫妻関連の映像は見当たりませんが……。

 

 最後の香港総督・英国の一代貴族パッテン・オブ・バーンズ男爵クリストファー・パッテン閣下(Christopher Patten, Baron Patten of Barnes : The Right Honourable The Lord Patten of Barnes KG CH PC)のコメント:
PraemiumImperiale(高松宮殿下記念世界文化賞 公式チャンネル):
【Official Video】Lord Patten's comments at the 2024 Awards Ceremony – YouTube

ほか、岸田(前)総理や、ヒラリー・クリントン(元)アメリカ国務長官らがコメントしていますが、映像リンクは割愛します。

 

リンク(公式ウェブサイト):
 高松宮殿下記念世界文化賞

訃報(2024年11月13日):英国の第14代マセリーン子爵ジョン・スケフィントン閣下が卒去(1940~2024)

 2024年11月13日、英国の第14代マセリーン子爵ジョン・スケフィントン閣下(John Skeffington, 14th Viscount Massereene : The Right Honourable The Viscount Massereene)が卒去した模様です。
 1940年6月3日生まれの84歳。

 マセリーン子爵以外にも複数の爵位を保有していました。

 卒去に伴い、長男のチャールズ・スケフィントン閣下(The Honourable Charles Skeffington)が各爵位を継承。また、さらにその長男のジェームス・スケフィントン閣下(The Honourable James Skeffington)が法廷推定相続人である継嗣となっています。

 

 (英語)MASSEREENE AND FERRARD The Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The 14th Viscount Massereene & (7th) Ferrard 1940-2024