訃報(2020年11月3日):ヴュルテンベルク公子フェルディナント(・オイゲン)殿下が薨去(1925~2020)旧ブルガリア王シメオン2世陛下の従兄

 2020年11月3日、ヴュルテンベルク公子フェルディナント(・オイゲン)殿下(His Royal Highness Duke Ferdinand Eugen of Württemberg : フェルディナント・ヘルツォーク・フォン・ヴュルテンベルクFerdinand Herzog von Württemberg)が薨去したようです。
 1925年4月3日生まれの95歳。

 母は(故)ブルガリア王女ナデジダ殿下であり、そのため、旧ブルガリア王シメオン2世陛下(His Majesty King Simeon II of the Bulgarians : 元ブルガリア共和国首相シメオン・サクスコブルクゴツキ氏 : Simeon Saxe-Coburg-Gotha)は従弟ということになります。

 

 (英語)Eurohistory: The Death of Duke Ferdinand Eugen of Württemberg (1925-2020)

 

 (ブルガリア語:ブルガリア王室 公式サイト)Днес, на 95-годишна възраст, се помина първородният внук на Цар Фердинанд – Н. Кр.В. Вюртембергският Херцог ФЕРДИНАНД Ойген Албрехт Мария Йозеф Иван Рилски Филип Аугуст Клеменс Карл Роберт Лудвиг Борис Кирил Франц де Паула. « Н.В. Цар Симеон II

Бог да го прости, по молитвите на Св…. – Н.В. Цар Симеон ІІ | Facebook

 

前ベルギー王アルベール2世陛下夫妻が、アルベール2世の婚姻外の子供であると確定したベルギー王女デルフィーヌ殿下と会見(2020年10月)

 2020年10月25日、前ベルギー王アルベール2世陛下(His Majesty King Albert II of Belgium)と前ベルギー王妃パオラ陛下(Her Majesty Queen Paola of Belgium)は、ベルヴェデール城にて、アルベール2世の婚姻外の子供であると確定したベルギー王女デルフィーヌ殿下(Her Royal Highness Princess Delphine of Belgium)と会見しました。

 

Message de Leurs Majestés le Roi Albert… – Place Royale – Bel RTL | Facebook

 

関連:
 前ベルギー王アルベール2世陛下の娘であることが確定したデルフィーヌ・ボエルがベルギー王女に(2020年10月)子供二人もジョゼフィーヌ王女殿下とオスカル王子殿下に
 映像(2020年10月5日):ベルギー王女となったデルフィーヌ・ボエルの記者会見の映像
 ベルギー王フィリップ陛下が、異母妹・ベルギー王女と認められたデルフィーヌ殿下と会見(2020年10月)

 

訃報(2020年8月11日):シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下、薨去(1940~2020)故デンマーク王女フェオドラ殿下の子息

 2020年8月11日、シャウムブルク=リッペ公子ヴァルデマール殿下(Hochfürstlich Durchlaucht Prince Waldemar of Schaumburg-Lippe : ヴァルデマール・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペWaldemar Prinz zu Schaumburg-Lippe)が薨去していたようです。
 1940年12月19日生まれの79歳。アメリカ合衆国のロサンゼルスで亡くなったようで、長期の治療中だったのでしょう。

 母は故デンマーク王女フェオドラ殿下。

 ヴァルデマール公子は四回結婚しており、一回目の結婚相手との間に一人娘のシャウムブルク=リッペ公女エレオノーレ殿下(Her Serene Highness Princess Eleonore of Schaumburg-Lippe)がいます。
 四回目の結婚相手のゲルトラウト公子妃殿下(Gertraud)と(おそらく)その連れ子で公子の養子のマリオ=マックス・プリンツ・ツー・ シャウムブルク=リッペ(養子なので名前は継げますが、一族というわけではありません : Mario-Max Prinz zu Schaumburg-Lippe)が最期を看取り、火葬後に死去を含めてエレオノーレ殿下に通知するということがあったようです。よくある争いというか仲が良くないというケースであると思いますが……。

 

 (デンマーク語)Prins Waldemar er død – Ekstra Bladet

 (デンマーク語)Holdt uvidende om fars begravelse – Ekstra Bladet

 

エレオノーレ殿下によるメモリアル・サービスの参列者:
 ローセンボー伯爵子ウルリックと伯爵子夫人ユディス、娘のローセンボー伯爵女カタリーナ
 ローセンボー伯爵女シャロッテと夫のトルベン・ヴルフ
 カステル=カステル伯女ティーラ殿下と夫のカール・モーリッツ・メーズ
 ローセンボー伯爵女ヨセフィーネ
 ローセンボー伯爵女フェオドラと夫のモルテン・ポウルセン
 パウル・クリコフスキー(ロシア大公女オリガ・アレクサンドロヴナの曾孫)
 デンマーク王国駐箚チェコ共和国特命全権大使ラデック・ペック閣下
 デンマーク王国駐箚ルーマニア特命全権大使アレクサンドル・グレディナー閣下

 

結婚(2020年9月12日):シャウムブルク=リッペ公アレクサンダー・クリスティアン殿下が三度目の結婚

 シャウムブルク=リッペ公アレクサンダー・クリスティアン殿下(Alexander Christian : Hochfürstlich Durchlaucht The Prince of Schaumburg-Lippe : アレクサンダー・フュルスト・ツー・シャウムブルク=リッペAlexander Fürst zu Schaumburg-Lippe)とマーカメー・ナヴァビ(Mahkameh Navabi : マーカーメー・ナヴァービ)の結婚式がおこなわれたようです(民事婚)。

 

 (ドイツ語)Bildergalerie: So heiratet Fürst Alexander zu Schaumburg-Lippe seine Mahkameh
 (ドイツ語)Alexander zu Schaumburg-Lippe: Wieder verliebt? Sie ist die neue Frau an seiner Seite | BUNTE.de
 (フランス語)Alexander de Schaumbourg-Lippe a épousé la pianiste iranienne Mahkameh Navabi

 

※後で参列者を追記するかもしれません。

 

参列者:
 新郎の継嗣、シャウムブルク=リッペ公世子ハインリヒ=ドナトゥス殿下(Heinrich-Donatus)、

 新婦の姉妹、バハレ・ナヴァビBahareh Navabi)、

 新郎の元妻ザイン=ヴィトゲンシュタイン=ベルレブルク公女マリー=ルイーゼ【リリー】殿下と妹のヴァネッサ殿下

 ハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下とエカテリナ妃殿下

 イーゼンブルク=ビューディンゲン公子マクシミリアン殿下

 レーヴェンシュタイン=ヴェルトハイム=フロイデンベルク公ルートヴィヒ殿下と公妃エリザベート殿下(ヴァルトブルク=ヴォルフェック=ヴァルトゼー伯女)

 ロルフ・ザックス氏(Rolf Sachs)、

 (?)ヘッセン家当主/ヘッセン方伯ドナトゥス殿下、

 ファーバー=カステル家の人々、
 シューレンブルク家の人物、

 

誕生(2020年7月7日):ハノーファー王子ニコラス殿下とハノーファー王女ソフィア殿下。ハノーファー王子クリスティアン殿下とアレッサンドラ妃殿下の第一子(長男)・第二子(長女)

※ものすごく久しぶりの更新となります(更新再開できるかわかりません)。

 

 スペイン語圏メディアの報道によりますと、ハノーファー王子クリスティアン殿下(His Royal Highness Prince Christian of Hanover, Duke of Brunswick and Lüneburg, Prince of Great Britain and Ireland : クリスティアン・プリンツ・フォン・ハノーファーChristian Prinz von Hannover)とハノーファー王子妃アレッサンドラ殿下(Her Royal Highness Princess Alessandra of Hanover : アレッサンドラ・デ・オスマAlessandra de Osma)の二人の第一子(長男)・第二子(長女)となる双子が誕生した模様です。
 ハノーファー王子ニコラス殿下(His Royal Highness Prince Nicolás of Hanover, Duke of Brunswick and Lüneburg, Prince of Great Britain and Ireland : ニコラス・プリンツ・フォン・ハノーファーNicolás Prinz von Hannover)、
 ハノーファー王女ソフィア殿下(Her Royal Highness Prince Sofía of Hanover, Duke of Brunswick and Lüneburg, Prince of Great Britain and Ireland : ソフィア・プリンツ・フォン・ハノーファーSofía Prinzessin von Hannover)、
 となります。

 

 (スペイン語)Nicolás y Sofía Hannover de Osma: Nacen los gemelos de los príncipes Alessandra y Christian Hannover – COSAS.PE
 (スペイン語)Alessandra de Osma y Christian de Hannover han sido padres de mellizos

 

※なお、ハノーファーの長い名乗りだと、Prinz(Prinzessin) von Hannover Herzog(Herzogin) zu Braunschweig und Lüneburg Königlicher Prinz(Prinzessin) von Großbritannien und Irland(プリンツ【プリンツェッシン】・フォン・ハノーファー・ヘルツォーク【ヘルツォーギン】・ツー・ブラウンシュヴァイク・ウント・リューネブルク・ケーニグリッヒャー・プリンツ【プリンツェッシン】・フォン・グロースブリタニエン・ウント・イールラント)と、ブラウンシュヴァイク=リューネブルク、および英国の称号が名前に入ります。

 

 なお、ハノーファー王室の将来の状況はいまひとつはっきりしません。
 クリスティアン殿下の兄であるハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下(Prince Ernst August of Hanover : His Royal Highness The Hereditary Prince of Hanover : エルンスト・アウグスト・エルププリンツ・フォン・ハノーファーErnst August Erbprinz von Hannover)とハノーファー王世子妃エカテリナ殿下(Ekaterina : Her Royal Highness The Hereditary Princess of Hanover : エカテリナ・プリンツェッシン・フォン・ハノーファーEkaterina Prinzessin von Hannover)の結婚が、父である当主のほうのエルンスト・アウグスト殿下から承認を得ていなかったというのが一般的な見解のようであり、ハノーファー王室法を厳密に考えると、この二人の間の子供はハノーファー王室のメンバーではないということになります(ルールを詳細に読んでないので称号については不明)。
 つまり王世子殿下の第二子・長男のヴェルフ・アウグスト殿下がハノーファー王室当主の位を継承することはないということになります(ざっくり言えば、当主が継承するはずの財産が継承されません)。
関連:
 誕生(2018年2月22日?):ハノーファー王女エリザベト殿下(?)、正式発表はまだながらも写真が出ています
 誕生?(2019年3月14日?):ハノーファー王世子エルンスト・アウグスト殿下とエカテリナ妃殿下の間の第二子・長男が誕生との一部報道

 そうであれば、クリスティアン殿下および今回誕生したニコラス殿下が将来的にハノーファー王室の当主となっていきそうですが……。
 もし一族内でそうなることが決定しているのであれば、ニコラスではなくエルンスト・アウグストと命名されそうでもあり、まだ引き延ばされることかもしれません(泥沼裁判になるかもしれません)。

 また、仮にハノーファー王室法が結婚に当主の許諾が必要と定めていても、現在ハノーファー王室が継承しているブラウンシュヴァイク=リューネブルク公室の法がそれと違うルールを定めている可能性もあり、場合によっては継承がわかれる可能性もないわけではありません。

 加えて、これまでのハノーファー王室当主は、1917年に剥奪された英国貴族のカンバーランド・ティヴィオットデイル公爵位について回復を請願できる立場にありましたが、同公爵位はハノーファー王室法とは何の関係もない 爵位が叙された時の Remainder によって継承が決まるため、王室当主の地位が傍系に移っても、直系がその権利を維持します。

 

当主のほうのエルンスト・アウグスト殿下の非常に残念な近況:
 ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下が病院に収容された模様(2020年7月)殿下「調子が悪いので助けを呼んだら、なぜか警察に襲われた!」、警察「救助を求める電話に応えて救急と駆け付けたら暴れた」
 ハノーファー王室当主エルンスト・アウグスト王子殿下が野球のバットを持って警察署へおもむき警察官へ暴言との報道(2020年7月)