キリスト教/ルーマニア総主教ダニエル聖下が、ルーマニア「国王の日【5月10日】」に、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下へ祝福のメッセージ(2018年5月)

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2018年5月10日、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教ダニエル聖下(ブカレスト大主教 : ムンテニア・ドブロジャ府主教 : カエサレア・カッパドキアエ首座代行 : His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea, Locum tenens of the throne of Caesarea Cappadociae, Patriarch of the Romanian Orthodox Church)は、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)へ祝福のメッセージを送りました。

 

TRINITAS TV:
Ziua Regalităţii – YouTube

 

 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Patriarhul îndeamnă la recunoştinţă pentru faptele înţelepte ale Regilor României – Basilica.ro

 

Basilica.roさんのツイート: "Patriarhul mulţumeşte lui Dumnezeu pentru toate darurile revărsate peste poporul român în perioada regalităţii. https://t.co/4zH4kJ8w3E"

 

ルーマニア王国によるベッサラビア併合より100年、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下が議会でスピーチ(2018年3月)

 2018年3月27日、ルーマニア王国がベッサラビア地方を併合して100年となります(ただし1918年3月27日は古い暦のようです)。
 ルーマニア議会では、ルーマニア両院(代議員と元老院)議長とルーマニア首相、モルドバ共和国議会議長らがスピーチをおこなったようですが、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)もスピーチをおこなったようです。

 

CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Discursul Majestății Sale în Parlamentul României – YouTube

 

CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Sesiunea Solemnă de la Parlamentul României – YouTube

 

5:48あたりからマルガレータ陛下/
Trinitas TV:
100 de ani de la Unirea Basarabiei cu România – YouTube

 

 (英語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Her Majesty addressed the Parliament of Romania | Familia Regală a României / Royal Family of Romania
 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Discursul Majestății Sale în fața Parlamentului României, 27 martie 2018 | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 (英語:ルーマニア正教会通信)Patriarch Daniel attends Parliament joint sitting to mark 100th anniversary of Bessarabia’s Union with Romania – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Patriarhul Daniel a participat la şedinţa solemnă a Camerelor reunite ale Parlamentului, dedicată aniversării Unirii Basarabiei cu România – Basilica.ro

 

 また、上記の議会でのスピーチのためにルーマニアを訪問したモルドバ共和国議会議長アンドリアン・カンドゥ閣下(His Excellency Mr Andrian Candu)はエリサベタ宮を訪問、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)および夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)と会談したようです。

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Președintele Parlamentului Republicii Moldova, la Palatul Elisabeta | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

Familia Regalăさんのツイート: "Her Majesty received the Speaker of the Parliament of the Republic of Moldova https://t.co/FEitcrVQFh… "

ルーマニア王室当主のルーマニア王位守護者マルガレータ陛下が、エリサベタ宮にて新任のルーマニア首相ダンチラ閣下と会見。ルーマニア政府公式サイトは敬称に“陛下”を使用(共和政国家とはいったい?)。エリサベタ宮の居住権問題について現状は不明(2018年2月)

 2018年2月23日、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)は、エリサベタ宮にて、新任のルーマニア首相ヴィオリカ・ダンチラ閣下(ビオリカ・ダンチラ首相 : Her Excellency Mrs Viorica Dăncilă)と会見、昼食をともにしました。

 これを報じたルーマニア政府公式サイトは、

 (ルーマニア語)Întrevederea premierului Viorica Dăncilă cu Familia Regală a României

Majestatea Sa Margareta, Custodele Coroanei române

 と、ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下と表記しています。

 政界からは“陛下”使用に慎重な態度もあったようですが、誰かが押し切ったようです。

 これについてもう少し細かく書いておきますと、そもそも慣習的に(旧)王室の一員として言及される場合の称号・敬称を使用した場合、ルーマニア王女マルガレータ殿下(Her Royal Highness Princess Margareta of Romania : 以下、英語)となります。
 2007年に故ミハイ1世陛下が発布した王室法により、マルガレータ殿下はルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)の称号・敬称を使用することになり、これが政界にも受け入れられていました(大統領府公式サイトがこの表記を用いたりとか)。
 しかし、2007年王室法は、ルーマニア王室当主に関してもまた、「男であれば『ルーマニア王』『陛下』、女であれば『ルーマニア女王』『陛下』である。ただし別の呼ばれ方を用いることもできる」というようなことを定めており、マルガレータ殿下を(2007年王室法に基づいて)皇太子と呼ぶならば、将来的にはルーマニア女王マルガレータ陛下と呼ぶか、あるいは王室側が用いた呼称を用いるのが筋ということになります(2007年王室法に従わないならば、そもそも皇太子と呼ぶべきではない)。
 ミハイ1世陛下の体調悪化に伴い、ルーマニア王室側は、皇太子のかわりに(たぶん2007年王室法になかったと思いますが未確認)ルーマニア王位守護者(Custodian of the Crown of Romania)の称号をマルガレータ殿下に用いることになります。
 そして昨年【2017年】12月5日に旧ルーマニア王ミハイ1世陛下が崩御したことにより、殿下(Her Royal Highness)の敬称を格上げし、陛下(Her Majesty)を使用しています。ルーマニア女王の称号は使用していませんが、2007年王室法に基づけば、「ルーマニア女王であるが“ルーマニア王位守護者”という称号を使用している」という状態になるかと思います。
 これに対し、「さすがに“陛下”は……」という雰囲気も出る中、ルーマニア議会でおこなわれたミハイ1世陛下への追悼演説で、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教、ブカレスト大主教、ムンテニア・ドブロジャ府主教ダニエル聖下(His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea and Patriarch of the Romanian Orthodox Church)は、率先して“陛下”を使用し、報道関係者も一部追随、政界の対応がどうなるか、という状態でした。

 

 また、今回の首相とマルガレータ陛下の会見がエリサベタ宮にておこなわれたということで、居住権問題がどうなったかもよくわかりません。一時的に使用された可能性もありますが……。

 エリサベタ宮に関しては、昨年【2017年】12月5日に崩御した旧ルーマニア王ミハイ1世陛下崩御後60日(もう過ぎています)でルーマニア政府から王室への使用権限の授与が終了するとなっており、王政復古派および親・王室の政治家が王室の使用延長を求めて活動していました。
 これに対し当時のルーマニア首相ミハイ・トゥドセ閣下(His Excellency Mr Mihai Tudose)は、「王室は他にもいっぱい城を持ってるんだから別にいいじゃん」とその気のない返答をしていましたが、閣僚人事を巡り(との報道)与党「社会民主党【PSD】」党首のリヴィウ・ドラグネア氏(リビウ・ドラグネアLiviu Dragnea)との対立が深刻化し首相を辞任、自分が先に首相官邸を出ていくことになるということになりました。

 

Familia Regalăさんのツイート: "The Custodian of the Crown welcomed the Prime Minister for lunch https://t.co/kW6waG4yKv… "

 

 (英語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)The Custodian of the Crown welcomed the Prime Minister for lunch | Familia Regală a României / Royal Family of Romania
 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Prim-ministrul invitat la prânz de Custodele Coroanei | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 

CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Custodele Coroanei și Prim-ministrul, întâlnire de lucru – YouTube

 

首相へのインタビュー/
Guvernul României(ルーマニア政府公式チャンネル):
2/23/18: Declaraţii susținute de premierul Viorica Dăncilă la Palatul Elisabeta – YouTube

 

王室関連の報道でよく出てくる方がしゃべってるのみ/
CasaRegalaaRomaniei(ルーマニア王室公式チャンネル):
Prim-ministrul primit în vizită de Majestatea Sa – YouTube