ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下夫妻らが王室列車に(2022年10月)ルーマニア王フェルナンド1世戴冠100周年

 2022年10月14日より、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)、陛下の妹のルーマニア王女ソフィア殿下(Her Royal Highness Princess SofiaSophie】 of Romania)は、ルーマニア王室列車に乗車し、各地を移動しました。
 ルーマニア王フェルディナンド1世マリア王妃(英国王女)戴冠式100周年ということです。

※大規模過ぎて、なにがおこなわれたのか全部は把握できません。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式サイト)Trenul Regal, 14 octombrie 2022 – Casa Majestății Sale
 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式サイト)Centenarul Încoronării de la Alba Iulia – Casa Majestății Sale

 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式ニュース配信サイト)Trenul Regal, 14 octombrie 2022 | Familia Regală a României / Royal Family of Romania
 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式ニュース配信サイト)Centenarul Încoronării de la Alba Iulia | Familia Regală a României / Royal Family of Romania
 (ルーマニア語:ルーマニア王室 公式ニュース配信サイト)VIDEO Cluj: Sute de persoane au condus-o spre trenul regal pe Majestatea Sa Margareta, Custodele Coroanei Române | AGERPRES • Actualizează lumea.

 

Familia Regală(ルーマニア王室 公式チャンネル):
Plecarea Custodelui Coroanei României cu trenul regal spre Alba Iulia – YouTube

 

Familia Regală(ルーマニア王室 公式チャンネル):
Trenul Regal a plecat întro călătorie simbolică – YouTube

 

Familia Regală(ルーマニア王室 公式チャンネル):
100 de ani de la încoronarea Regelui Ferdinand şi a Reginei Maria – YouTube

 

Familia Regală(ルーマニア王室 公式チャンネル):
Trenul Regal, Centenarul Încoronării, 14 octombrie 2022 – YouTube

 

 大聖堂では、陛下らや、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の首座/ルーマニア正教会総主教ダニエル聖下(ブカレスト大主教 : ムンテニア・ドブロジャ府主教 : カエサレア・カッパドキアエ首座代行 : His Beatitude Daniel, Archbishop of Bucharest, Metropolitan of Muntenia and Dobrudgea, Locum tenens of the throne of Caesarea Cappadociae, Patriarch of the Romanian Orthodox Church)臨席のもと、式典がおこなわれました。

TRINITAS TV:
Centenarul Încoronării sărbătorit la Alba Iulia – YouTube

50歳(2021年4月19日):ウガンダ伝統的君主/コキ首長(コキ王)アポロ・サンサ・カブムブリ2世殿下が50歳の誕生日の式典に。宗教指導者らにブガンダ王の健康回復を祈るよう要請

 2021年4月19日、ウガンダ共和国の伝統的君主の一人、コキ首長(コキ王)アポロ・サンサ・カブムブリ2世殿下(His Royal Highness Apollo Ssansa Kabumbuli II, Kamuswaga)は50歳の誕生日を迎え、式典に臨席しました。
 新型コロナウイルス感染症【COVID-19】のパンデミックの影響により、200人を超える程度の少数の参列となったようです。
 式典の中で、ブガンダ王ロナルド・ムウェンダ・ムテビ2世陛下の健康状態への不安が広がっていることに言及し、全宗教指導者らに回復を祈るよう要請しました。
 また、健康問題によって、ブガンダの臣民が分断されるようなことはあってはならず、結束して回復を祈るべきとも述べたようです。

 コキ首長(コキ王 : Kamuswaga という称号)は、現代のウガンダ共和国の中では少しややこしい存在です。
 コキ王国はかつてブガンダ王国によって征服され、英国の影響もあり、コキ王はブガンダ王の下位の存在となりました。ゆえにこの時点で王(King)と表記するより首長(Chief)とするべきなのでしょう( Kamuswaga は Kamuswaga のままだったでしょうが)。
 後にウガンダ共和国の成立でブガンダ王国は消滅しますが、時を経てブガンダはウガンダ共和国内の王国として復活します。
 この時、コキ首長の地位がどうなったのかはっきりとしませんが、ブガンダ王国内で一定の地位のあるものとして公的な存在となったのではないかと思います。もちろんのことですが、これはブガンダ王より下位の存在としてということです。
 一方、近年、コキ首長はウガンダ共和国内で、ブガンダ王国からコキ王国が独立したことを宣言しているようです。
 これはもちろん承認されてはいないようですが、かといってウガンダ共和国政府から処罰があったり、ブガンダ王との間の深刻な関係悪化という情報もありません。

 今回の記事では、コキ首長(王)への敬称を殿下(His Royal Highness (HRH))としており、これは王に対する陛下(His Majesty)ではありません。
 一方、記事中では、コキ首長とブガンダ王を counterpart とも記述しており、これは伝統的君主として同格としているようにも思えます。

 

 (英語)Kamuswaga turns 50, calls for divine intervention over Kabaka’s health – Daily Monitor

 

Daily MonitorさんはTwitterを使っています 「Kamuswaga turns 50, calls for divine intervention over Kabaka’s health https://t.co/MJkXNuPNIe #MonitorUpdates」 / Twitter

 

訃報(2021年3月?)英国の第7代ビュート侯爵ジョン・クライトン=ステュアート閣下【ジョニー・ダンフリーズ】が薨去(1958~2021)F1ドライバー、英国F3チャンピオン、ルマン24時間レース優勝者。スコットランド王ロバート3世、英国王ウィリアム4世の子孫

 第7代ビュート侯爵ジョン・(コラム)・クライトン=ステュアート閣下(John Colum Crichton-Stuart, 7th Marquess of Bute : The Most Honourable The Marquess of Bute : ジョニー・ダンフリーズJohnny Dumfries)が薨去した模様です。
 1958年4月26日生まれの62歳。

 レーシングドライバーで、1980年代に英国F3チャンピオン、F1ロータスでアイルトン・セナのチームメート、ルマン24時間レースで優勝などの経歴があります。
 スコットランド王ロバート3世の庶子の男系男子、また英国王ウィリアム4世の庶子を通じてその子孫でもあります。

 薨去に伴い、子息のマウント・ステュアート卿ジョン・(ブライソン)・クライトン=ステュアートJohn Bryson Crichton-Stuart, Lord Mount Stuart)が第8代ビュート侯爵・第13代ダンフリーズ伯爵となります。1989年生まれ。
 新侯爵・伯爵は子供がいないようなので、侯爵位は叔父のアントニー・クライトン=ステュアート卿(Lord Anthony Crichton-Stuart)が、伯爵位は姉のカロリン・クライトン=ステュアート令嬢(Lady Caroline Crichton-Stuart)が現在のところ継承順位第一位ということになるかと思われます。

 

 (英語)Ex-Formula 1 driver Marquess of Bute dies aged 62 – STV News
 (英語)Ex-racing driver Marquess of Bute dies aged 62 of 'cancer' | Daily Mail Online

 (英語)Peerage News: The 7th Marquess of Bute 1958-2021

 【訃報】ロータスでF1に参戦したジョニー・ダンフリーズが62歳で死去 | F1 | autosport web
 ジョニー・ダンフリーズ、死去 | F1News | Formula Web -F1総合情報サイト-

訃報(2020年9月26日):英国のウォルシンガム男爵夫人ウェンディ・エリザベス・ド・グレイ閣下が卒去(1928~2020)第9代ウォルシンガム男爵(ジェーン・グレイの一族)の妻

 2020年9月26日、英国のウォルシンガム男爵夫人ウェンディ・エリザベス・ド・グレイ閣下(Wendy Elizabeth de Grey)が卒去したようです。
 1928年生まれの92歳と表記されています。

 夫の第9代ウォルシンガム男爵ジョン・ド・グレイ閣下は、現在は英国王室によってイングランド女王に数えられるジェーン・グレイの一族です(一族多数)。

 

 (英語)WALSINGHAM – Deaths Announcements – Telegraph Announcements
 (英語)Peerage News: The Baroness Walsingham 1928-2020

 

ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下夫妻が、フランスのスルツマットを訪問(2018年9月)同自治体公式サイトの敬称表記「Sa Majesté(陛下)」

 2018年9月末、ルーマニア王室当主/ルーマニア王位守護者マルガレータ陛下(Her Majesty Margareta, the Custodian of the Crown of Romania : ルーマニア皇太子マルガレータ殿下 : Her Royal Highness Crown Princess Margareta of Romania)と夫のルーマニア王子ラドゥ殿下(His Royal Highness Prince Radu of Romania)は、第一次世界大戦中にドイツ及びオーストリア=ハンガリーによってフランス(とドイツの係争地方)に収容され死亡したルーマニア兵たちの慰霊のためにフランス共和国のスルツマットとアグノーを訪問しました(うち、アグノーは、同自治体よりの招待と表記されています)。

 2018年9月29日は、スルツマット(ゾウルツマット、ズルツマット)を訪問。
 この地にあった収容所は墓地となっているようです。
 これまでもルーマニア王フェルディナンド1世陛下と王妃マリア陛下(英国王室出身)、旧ルーマニア王ミハイ1世陛下と王妃アナ陛下(ブルボン=パルマ家出身)らなど、ルーマニア王室から訪問がなされています。

 慰霊のための式典には、キリスト教/東方正教会/ルーマニア正教会の西欧・南欧府主教ヨシフ座下(His Eminence Metropolitan JosephIosif】 of Western and Southern Europe)が臨席。

 陛下と殿下は、同コミューン(規模が小さいようですが市としておきます)の市長ジャン=ポール・ディーリンガー閣下(Jean-Paul Diringer)から、スルツマット=ヴィンツフェルデン名誉市民(Citoyens d’Honneur de Soultzmatt-Wintzfelden)の称号を授与されました。
※「ヴィンツフェルデン」というのは同市の中にある地名のようですが、なぜ名誉市民称号に加えられているのかは不明です。

 

 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)În Anul Centenar, Majestatea Sa a devenit cetățean de onoare al localității Soultzmatt | Familia Regală a României / Royal Family of Romania
 (ルーマニア語:ルーマニア王室公式ニュース配信サイト)Ceremonie la cimitirul martirilor români din Primul Război Mondial | Familia Regală a României / Royal Family of Romania

 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Majestatea Sa Margareta şi ASR Principele Radu au devenit cetăţeni de onoare ai oraşului Soultzmatt – Basilica.ro
 (ルーマニア語:ルーマニア正教会通信)Familia Regală s-a rugat pentru eroii români înmormântaţi la Soultzmatt – Basilica.ro

 

 現時点ですが、スルツマット市の公式サイトトップページはこうなっています。

 (フランス語)Soultzmatt – Site officiel de la commune

 一方、そこからリンクされているページは、当日の予定のものでした。

 (フランス語)Réception en l'honneur de la Famille Royale de Roumanie le 29 septembre 2018 – Soultzmatt – Site officiel de la commune

Réception en l’honneur de la Famille Royale de Roumanie le 29 septembre 2018
Sa Majesté Margareta de Roumanie, Gardienne de la Couronne, et Son Altesse Royale le Prince Radu seront en visite officielle à Soultzmatt, dans le cadre du Centenaire de la Première Guerre mondiale et de la création de l’État roumain moderne.

 「Sa Majesté Margareta de Roumanie, Gardienne de la Couronne」
 マルガレータ陛下の表記はこうなっています。

 「Sa Majesté」は陛下です。
 「Gardienne(ガルディエンヌ)」は、英語での Guard や Guardian のフランス語(女性形)で、英語の Custodian などに対応するちょうどいい言葉はないのかもしれませんが、これでは王冠を守っている女性警備員と思われるのではないのかという心配が。
※そもそも「Custodian」自体が警備員や清掃員などを連想させるという指摘もありますので、物理的な王冠をイメージさせる「王冠守護者」ではなく、このサイトでは「王位守護者」としています。

 

Familia Regalăさんのツイート: "Vizită regală la Soultzmatt, pentru a onora memoria martirilor români din Primul Război Mondial https://t.co/cPOhSVWAAs… https://t.co/PQplHRiKpV"
https://twitter.com/casamsregelui/status/1046023437322506245

 

Familia Regalăさんのツイート: "Ceremonie la cimitirul martirilor români din Primul Război Mondial https://t.co/bsBLYkJUsk… "
https://twitter.com/casamsregelui/status/1046088906784034817

 

În locul inaugurat de Regele Ferdinand I… – Familia Regala a Romaniei | Facebook

 

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