ナイジェリア伝統的君主:ナイジェリア中央銀行(元)総裁で北部イスラム圏第二の権威/カノ首長ムハンマド・サヌシ2世殿下が、イバダン王サリウ・アカンム・アデトゥンジ陛下を表敬訪問(2018年10月)二人で連邦政府を批判「伝統的君主を“火消し”に使うべきでない」「政策決定に関わらせるのは時代遅れ」

 2018年10月8日、ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマド・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)は、南米部オヨ州の伝統的君主のひとり、イバダン王“オバ”・サリウ・アカンム・アデトゥンジ陛下(His Royal Majesty【His Imperial Majesty】 Oba Saliu Akanmu Adetunji, the Olubadan of Ibadan)を表敬訪問したようです。

 

 (英語)'Stop using traditional rulers as fire fighters' – The Nation Nigeria

 

 あくまで上記リンクの記事がそこを重要視しているだけかもしれませんが、二人は連邦政府を批判、「伝統的君主はあくまで助言をおこなわせるだけにし、政策決定に関わらせるべきではない」「時代遅れ」「“火消し”に使うべきではない」という意思を示したようです。
 数十人の王が新たに出現し、動乱さめやらぬイバダン王国はともかく、カノ首長ムハンマド・サヌシ2世殿下にひとついわねばならないのは、「あなたが頑張ったからこうなったんです」ということでしょうか。

 また、イバダン王は、麾下の首長の一人であるオロイェ・レカン・アラビOloye Lekan Alabi, The Agbaakin Olubadan of Ibadan【Ibadanland】)を通じ、伝統期君主の役割は「平和の維持」「国内の全民族を統一し一つの実体にすること」であるという談話を出したようです。

※また見たことない称号(Agbaakin Olubadan of Ibadan)が出てきましたが、はたしてイバダン王国に首長は何人いるんでしょうか……

 

アメリカの外交問題評議会(CFR)のブログに「ナイジェリアでは伝統的君主たちが実権を握っている」というようなタイトルの記事が掲載。主に「カノ首長ムハンマドゥ・サヌシ2世は影響力があるんですよ」という話で、外交官に殿下や他の伝統的君主らとの接触を勧める締め(2018年4月)

 アメリカ合衆国の外交問題評議会【CFR】のブログに、「ナイジェリアでは伝統的君主たちが実権を握っている」というようなタイトルの記事が掲載されています。

 

 (英語)Traditional Rulers Hold Real Power in Nigeria

 

 内容は、ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)の影響力について語り、外交官らに殿下や他の伝統的君主らとの接触を勧めるものです。

 しかし、率直な話、殿下の影響力については、ナイジェリアの一般のニュースでも見ていればだいたいわかる内容です。

 

 ナイジェリア連邦共和国の伝統的君主(Traditional Rulers)については、英国のBBCの推計で2000人という数が以前に出ています。
 そして、州政府により認定されるものであるため、増減が生じます。
 けしからぬ話としては、州政府にワイロを送り、なんの背景もないのに君主になろうとする輩まで出ています(というかすでになってしまったという話が……)。
 君主にもランキングがあり、(おそらく)最上位が 1st Class (Ruler) などと記事には出るのですが、このランクになってもかなりの人数が存在し、ピンからキリというのが正直なところです。

ナイジェリア伝統的君主:ナイジェリア中央銀行元総裁で連邦北部【イスラム法が適用されている】第二の権威/カノ首長ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下の ニセ Instagram【インスタグラム】アカウントを開設し大量の金を騙し取った20歳の学生に禁錮36ヶ月とのこと(2018年3月)

 今月の初めごろに、ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)の、 ニセ Instagram アカウントを開設した男(20歳の学生)が逮捕されましたが、このほど禁錮36ヶ月の判決が出たようです(控訴などについては不明)。

 ニセアカウント開設と なりすまし で3年も牢屋というのは重い気もしますが、どうやら大量に金を騙し取っていたらしく、この刑が重いのかどうかはよくわかりません。

 

 (英語)Fake Emir of Kano to spend 36 months in jail | Daily Nigerian

ナイジェリア伝統的君主:ナイジェリア中央銀行元総裁で連邦北部【イスラム法が適用されている】第二の権威/カノ首長ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下の ニセ Instagram【インスタグラム】アカウントを開設した男が逮捕。なぜか Instagram 運営による本人確認済みのマークが出ていた模様(2018年3月)

 ナイジェリア中央銀行の元総裁でナイジェリア連邦共和国北部(シャリーア適用のイスラム教圏)第二の権威/カノ首長“アルハッジ”・ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下(His Royal Highness Alhaji Muhammad Sanusi II, The Emir of Kano : サヌシ・ラミド・サヌシSanusi Lamido Sanusi)の、 ニセ Instagram アカウントを開設した男が逮捕されたようです。
 なぜか Instagram 運営による本人確認済みのマークが出ていたようで、なんといいますか、ずさんというか、実はなんにも確認とってないのかといいますか(現在はマークは消えています)。
 もしナイジェリアに支社があるなら罰金くらい払うことになるかもしれません。

 

 (英語)Emir of Kano's fake Instagram account: Arrest in Nigeria – BBC News
 (英語)Police arrest fake Emir of Kano – Vanguard News

 

続報:
 ナイジェリア伝統的君主:ナイジェリア中央銀行元総裁で連邦北部【イスラム法が適用されている】第二の権威/カノ首長ムハンマドゥ・サヌシ2世殿下の ニセ Instagram【インスタグラム】アカウントを開設し大量の金を騙し取った20歳の学生に禁錮36ヶ月とのこと(2018年3月)