訃報(2018年8月10日):ザクセン王女マリア・ヨーゼファ殿下が薨去との情報が(1928~2018)アルベルティン系ヴェッティン家の最後の男系女子

 2018年8月10日に、ザクセン王女マリア・ヨーゼファ殿下(Her Royal Highness Princess Maria Josefa【Maria Josepha】 of Saxony, Duchess in Saxony : マリア・ヨーゼファ・プリンツェッシン・フォン・ザクセン・ヘルツォーギン・ツー・ザクセンMaria Josepha Prinzessin von Sachsen Herzogin zu Sachsen)が薨去したとの情報が出ています。
 1928年9月20日生まれの89歳。

 

 (英語)Eurohistory: + Princess Maria Josepha of Saxony (1928-2018)

 

Requiescat In Pace Maria Josefa… – Der Deutsche Adel | Facebook

 

Almanach de Gothaさんのツイート: "HRH Princess Maria Josefa of #Saxony, Duchess in Saxony, born Bad Wörishofen 20-9-1928, died Bad Wiessee 10-8-2018 #requiescatinpace #sachsen"

 

 今年【2018年】3月18日の妹のザクセン王女マティルデ殿下の薨去に伴い、アルベルティン系ヴェッティン家の最後の男系女子になっていました。

 

訃報(2018年6月9日):ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公子ゲオルク=コンスタンティン殿下が落馬で薨去(1977~2018)同系統の男系男子は消滅が確定的に

 2018年6月9日、ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公子ゲオルク=コンスタンティン殿下(His Highness Prince Georg-Constantin of Saxe-Weimar-Eisenach : ゲオルク=コンスタンティン・プリンツ・フォン・ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハGeorg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach)が、落馬で薨去しました。
 1977年4月13日生まれの41歳。

 ヴェッティン家およびエルネスティン系ヴェッティン家でもっとも長系のザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公室当主/ザクセン=ヴァイマル=アイゼナッハ公ミヒャエル殿下(Michael : His Royal Highness The Prince of Saxe-Weimar-Eisenach)には男子がおらず、ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ系統ではミヒャエル殿下の従兄のエルンスト殿下とその子息の(今回薨去した)ゲオルク=コンスタンティン殿下しか他の男系男子は存在しなかったのですが、薨去により(ミヒャエル殿下とエルンスト殿下が70歳を超えているので)男系男子の消滅が確定的となりました。

 

 (英語)German prince who moved to UK to marry Englishwoman is killed after falling from horse in race | Daily Mail Online

 (ドイツ語)Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach: Tod mit 41 | GALA.de
 (ドイツ語)Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach: Plötzlicher Tod mit 41! | BUNTE.de
 (ドイツ語)Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach stirbt bei tragischem Reitunfall | OTZ
 (ドイツ語)Reitunfall: Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach gestorben – FOCUS Online
 (ドイツ語)Tragisches Unglück: Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach stirbt bei Reitunfall | Express.de
 (ドイツ語)Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach ist tot! | InTouch
 (ドイツ語)Georg-Constantin Prinz von Sachsen-Weimar-Eisenach Tod: Tragischer Reitunfall im Alter von 41 Jahren
 (ドイツ語)Prinz Georg-Constantin von Sachsen-Weimar-Eisenach stirbt mit 41 Jahren
 (ドイツ語)Trauerfeier für Georg-Constantin wird in Weimar beerdigt | MDR.DE
 (ドイツ語)Trauerfeier für Prinz Georg-Constantin von Sachsen-Weimar-Eisenach | MDR.DE

 

 将来的に当主になるであろうことが決定的であったゲオルク=コンスタンティン殿下の今回の薨去に伴い、当主のミヒャエル殿下は、自分の後継者に、娘のレオニー殿下を指名しています。

 (ドイツ語)Nach tragischem Unfall: Leonie führt jetzt das Haus Sachsen-Weimar-Eisenach | OTZ

 葬儀を待たずに指名がおこなわれた非礼への批判もありますが……。

 ともあれ、今回の指名が、ミヒャエル殿下がトップを務めている各団体の次期トップに娘を指名しただけのものなのか、次期ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公室当主として娘を指名したのか、見解はわかれています。

 が、ミヒャエル殿下は、アルベルティン系ヴェッティン家=ザクセン王室の男系男子消滅とともに、ザクセン王室は消滅していると主張し、「あえていうならヴェッティン家全体でもっとも長系の男系男子である自分がザクセン王室当主」という主旨まで発言したことがあります。いきなり男系男子を無視して娘を指名するとは考えにくく、また指名したところで他のエルネスティン系ヴェッティン家(ザクセン=マイニンゲン公室とザクセン=コーブルク=ゴータ公室)が承認するとは思えません。
 ザクセン=マイニンゲン公室も、当主とみなされているコンラート殿下のほかには、父の一度目の結婚(貴賤結婚とみなされている)の息子であった亡兄の息子しか男系男子はいません。そしてコンラート殿下の真意はいまだ不明です。
 すでに消滅しているザクセン=アルテンブルク公室を含めて、エルネスティン系統のヴェッティン家は、ザクセン=コーブルク=ゴータ公室以外、未来が見えない状況です。

 また、後継指名されたレオニー殿下は未婚とされており、団体のトップであろうと大公室当主であろうと、後継問題はいずれ発生すると見られています。
 そのような場合、レオニー殿下が今から結婚して子供が生まれその子が継いだり、あるいは今回薨去したゲオルク=コンスタンティン殿下の姉デジレー殿下とその子孫が継ぐのであれば異論は少なそうではありますが、そうではない(ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハの子孫ではない)人々へ権利が移るとなると、法廷で争われることがあるかもしれません。

 

訃報(2018年3月18日):ザクセン王女マティルデ殿下が薨去したとの情報(1936~2018)故・ザクセン王室当主/マイセン辺境伯マリア・エマヌエル殿下の末妹で、将来のザクセン王室当主と目されながら若死したザクセン=コーブルク=ゴータ公子ヨハネス殿下の母

 2018年3月18日、ザクセン王女マティルデ殿下(Her Royal Highness Princess Mathilde of Saxony, Duchess of Saxony)が薨去したとの情報が出ています。
 1936年1月17日生まれの82歳。

 故・ザクセン王室当主/マイセン辺境伯マリア・エマヌエル殿下の末妹。
 ザクセン=コーブルク=ゴータ公子ヨハネス・ハインリヒ殿下と結婚し(ヨハネス・ハインリヒ殿下は二回目の結婚)、一子ヨハネス殿下を儲けます。
 マリア・エマヌエル殿下は自らの後継者として、男系で同じヴェッティン家であり、女系で自分の甥であるヨハネス殿下を考えますが、殿下は若くして亡くなります。
 ヨハネス・ハインリヒ殿下とマティルデ殿下はその後、離婚しますが、子供を亡くしたショックから立ち直れなかったといわれていました。

 マティルデ殿下薨去に伴い、アルベルティン系ヴェッティン家の男系女子で、議論の余地のないザクセン王室の王女は、姉のザクセン王女マリア・ヨーゼファ殿下(Her Royal Highness Princess Maria Josepha of Saxony, Duchess of Saxony)のみとなったようです。