英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下の妻、マリー妃殿下が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】を発症、高熱と激しい疲労感との報道(2020年11月)

 The Sun によりますと、英国王室のケント公爵家マイケル王子殿下(His Royal Highness Prince Michael of Kent)の妻マリー・クリスティン妃殿下(Marie Christine : Her Royal Highness Princess Michael of Kent)が新型コロナウイルス感染症【COVID-19】で発症、関係者によると高熱と激しい疲労感を患っているとのことです。

 

 (英語)Princess Michael of Kent diagnosed with Covid & suffering from 'severe fatigue'

 

 妃殿下の家政婦が三週ほど前に発病したため、妃殿下も検査を受けたところ陽性となったようです。
 自主隔離に入っているようですが、(関係者による情報が本当だとすると)年齢(75歳)を考えると即入院したほうが良いのでは……。英国の病床の状況がそこまで厳しいということかもしれませんが。
 なお、マイケル王子殿下は感染が確認されていません。

 

追記:

 (英語)British royal has COVID-19 and is self-isolating at Kensington Palace | HELLO!

 

F1チャンピオンのルイス・ハミルトンが、騎士に叙任される見込みとのこと(2020年11月)

 The Sun の報道によりますと、自動車レースのフォーミュラ1のチャンピオン、ルイス・ハミルトンLewis Hamilton MBE HonFREng)が、騎士に叙任される見込みとのことです。

 

 (英語)Lewis Hamilton to be awarded knighthood in New Year’s Honours after 7th F1 world championship win

 

訃報(2020年11月2日):ハプスブルク=ロートリンゲン家のハンガリー王女シャロルタ殿下が薨去(1940~2020)故・テシェン公アルプレヒト・フランツ大公殿下の長女

 2020年11月2日、オーストリア大公女シャロルタ殿下(オーストリア皇女 : ハンガリー王女 : ベーメン王女 : Her Imperial and Royal Highness Archduchess Sárolta of Austria, Princess Imperial of Austria, Princess Royal of Hungary and Bohemia)が薨去しました。
 1940年3月3日生まれの80歳。

 

 (英語)Eurohistory: The Passing of Archduchess Sárolta of Austria (1940-2020), Daughter of the Last Duke of Teschen
 (フランス語)Hommages – Pour que son souvenir demeure: Sárolta v.H.-L. WUTHOLEN

 

 父はハプスブルク家のテシェン公アルプレヒト・フランツ大公殿下で、両親の結婚は貴賤結婚のため、シャロルタ殿下と妹のイルディコ殿下は当時の当主オットー殿下よりハプスブルク伯女の称号を受けています。
 また、国王のいないハンガリー王国の摂政だったホルティ・ミクローシュより、アルプレヒト・フランツ大公殿下はハンガリー王子として認められており、その娘として姉妹もハンガリー王女ということになります(これはオットー殿下の認めたものではありません)。
 加えて、21世紀に入ってハプスブルク=ロートリンゲン家の当主によって結婚に関する制限が大幅に緩められ、過去の貴賤結婚についてもあらためて承認されている状況であり(故オットー殿下が決めたのか現当主のカール大公殿下が決めたのかはっきりしないという状況ですが)、シャロルタ殿下の両親の結婚もこれに該当するとみられています。

 家族によると、当人はこれらの称号について特に使用したことはないようです。
 これは良くある、当人が興味を持っていない事例にも思えますが、一方でご本人は歴史やハプスブルクに興味のある様々な人々と会見していたようです。
 ホルティ摂政の承認した称号を使用するのはホルティ時代の政治を支持していると取られる可能性もありますし、また(結婚制限が緩められる前の状態では)当主のオットー大公殿下の権限に挑戦しているとも取れます(オットー殿下にはハプスブルク伯女の称号しか認められていない)ので、慎重に行動していたということかもしれません。

 

現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

※この記事はキリスト教 高位聖職者のニュースと重複します。

 

 2020年11月20日、現在セルビア王室を称する(旧)ユーゴスラビア王室当主/ユーゴスラビア皇太子【セルビア皇太子】アレクサンダル2世殿下(His Royal Highness Crown Prince Alexander II of Yugoslavia / Serbia)およびユーゴスラビア皇太子妃【セルビア皇太子妃】カタリナ殿下(Her Royal Highness Crown Princess Katherine of Yugoslavia / Serbia)は、永眠したキリスト教/東方正教会/セルビア正教会の首座/セルビア総主教イリネイ聖下(ペーチ大主教 : ベオグラード・カルロヴツィ府主教 : His Holiness Irinej, Serbian Patriarch, Archbishop of Peć, Metropolitan of Belgrade and Karlovci)への弔意を表明しました。

 

 (英語:セルビア王室 公式サイト)CROWN PRINCE ALEXANDER AND CROWN PRINCESS KATHERINE: “TRAGICALLY WE LOST OUR GREAT SPIRITUAL LEADER” – The Royal Family of Serbia

 

Моја супруга и ја смо, са великом тугом,… – Александар Карађорђевић | Facebook

 

Aleksandar II Karadjordjevic(@royalserbia) • Instagram写真と動画

 

関連(キリスト教 高位聖職者のニュース):
 訃報(2020年11月20日):キリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下が永眠(1930~2020)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

関連:
 現在セルビア王室を称するユーゴスラビア皇太子アレクサンダル2世殿下夫妻が、永眠したキリスト教/セルビア正教会の重鎮/モンテネグロおよび沿海の府主教アンフィロヒイェ座下を追悼(2020年10月)新型コロナウイルス感染症【COVID-19】

 ムフラニ系ジョージア王室【グルジア王室】当主/ジョージア皇太子ダヴィト殿下が、永眠したキリスト教/セルビア総主教イリネイ聖下への弔意を表明(2020年11月)

 

インタビュー記事(スペイン語):カルリスタのスペイン王として、パルマ公カルロス殿下(オランダ王室近親)がインタビューを受ける(2020年11月)

 スペイン語メディアの Vanitatis が、カルリスタのスペイン王としてのパルマ公カルロス殿下(Prince Carlos : His Royal Highness The Duke of Parma and Piacenza)へのインタビュー記事を掲載しています。

 タイトルは「カルリスタのスペイン王:私はフェリペ6世が難しい時期を生きていくと思う」で、概要は「我々は、カルロス・ハビエル・デ・ボルボン=パルマ(パルマ公)と(新型コロナウイルス感染症【COVID-19】の)パンデミック、ファン・カルロス(前スペイン王)のスキャンダルについてどう考えているか、(パルマ公の)息子で継嗣(ピアチェンツァ公カルロス・エンリケ殿下)の教育はどうしているか、について話した」というものですが、冒頭ではいきなり、「1830年にフェルナンド7世がサリカ法を廃止して(将来の)イサベル2世がスペイン王位を継承可能にした時、ブルボンは永遠に分裂した」というやや大げさな始まり方をします。
 そしてイサベル王女の継承を認めない王弟のカルロス王子とそれを支持する人々と政府などとの対立による三度のカルリスタ戦争があったという話は割とあっさり終わり、現代のカルリスタの指導者はパルマ公であるという話と、概要で出た話の詳細になります(念のために追記しておきますと、現時点で特定の人物を奉じないカルリスタ、他の人物を奉じるカルリスタや、すでに君主政を放棄しているカルリスタ、君主政でも共和政でもなんでもいいカルリスタ、も存在します)。
 またパルマ公の継嗣のカルロス・エンリケ殿下がカルリスタのアストゥリアス公だということがわざわざ説明されています。

 その後の話としては、全体的に極めて穏当に、現在のパルマ公の主張や近況の話となっています。ほぼ公式見解のような。
 上記の話の詳細に加えて、家族の話、パルマ公室のマリー・テレーズ【マリア・テレサ】殿下がCOVID-19で薨去した件、スペイン王フェリペ6世夫妻との仲(ぶっちゃけていうと、ブルボンの一族で集まるときや、スペイン王のオランダ訪問時に同席した機会は多いがそんなに深い付き合いはないとのこと)、(従弟の)オランダ王ウィレム=アレクサンダー陛下とは家族ぐるみで良好な関係だが政治や王朝の主張に関する話はしていないことなどの話があります。

 

 (スペイン語)El pretendiente carlista al trono español: "Creo que Felipe VI está viviendo unos momentos muy difíciles"

 

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