訃報(2018年3月18日):ザクセン王女マティルデ殿下が薨去したとの情報(1936~2018)故・ザクセン王室当主/マイセン辺境伯マリア・エマヌエル殿下の末妹で、将来のザクセン王室当主と目されながら若死したザクセン=コーブルク=ゴータ公子ヨハネス殿下の母

 2018年3月18日、ザクセン王女マティルデ殿下(Her Royal Highness Princess Mathilde of Saxony, Duchess of Saxony)が薨去したとの情報が出ています。
 1936年1月17日生まれの82歳。

 故・ザクセン王室当主/マイセン辺境伯マリア・エマヌエル殿下の末妹。
 ザクセン=コーブルク=ゴータ公子ヨハネス・ハインリヒ殿下と結婚し(ヨハネス・ハインリヒ殿下は二回目の結婚)、一子ヨハネス殿下を儲けます。
 マリア・エマヌエル殿下は自らの後継者として、男系で同じヴェッティン家であり、女系で自分の甥であるヨハネス殿下を考えますが、殿下は若くして亡くなります。
 ヨハネス・ハインリヒ殿下とマティルデ殿下はその後、離婚しますが、子供を亡くしたショックから立ち直れなかったといわれていました。

 マティルデ殿下薨去に伴い、アルベルティン系ヴェッティン家の男系女子で、議論の余地のないザクセン王室の王女は、姉のザクセン王女マリア・ヨーゼファ殿下(Her Royal Highness Princess Maria Josepha of Saxony, Duchess of Saxony)のみとなったようです。